NTT-AT、営業・製造を強力にサポートするナビゲーションソフトを販売
高度なデータマイニングにより、営業・製造を強力にサポート。
ナビゲーションソフト「SDM Lite」Ver.1.0の販売開始
基本機能をコンパクトにオールインワン搭載、低コストで導入可能
NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下:NTT-AT、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木 滋彦 (すずき しげひこ))は、営業戦略や商品開発などのマーケティングを始め、品質管理業務にも幅広く適用できるデータマイニング分析を専門家やコンサルティング会社へ外注することなく、自社内で低コストに実施でき、営業・製造をサポートするナビゲーションソフト「SDM Lite(Simple Data Miner Lite)」Ver. 1.0の販売を2007年7月27日(金)より開始します。
「SDM Lite」は、データ準備から分析、ターゲティング、検証といったマイニング分析の一連の機能をコンパクトにオールインワンで搭載しており、担当者は画面の流れに沿うだけで簡単に本格的な分析作業を実行できます。また、業務フローに合わせて柔軟なカスタマイズが可能なため、現場への迅速なフィードバック、運用稼働の軽減にも効果があります。
この度NTT-ATでは、「SDM Lite」を128万円の画期的な低価格で、ご提供を開始しますが、さらに低価格の99,800円の機能限定版もご用意しています。
■継続的な高収益達成にはデータマイニングが重要
データマイニングは、「大容量データから有効なビジネスパターンを発見する」ことによって、顧客志向の営業戦略や商品開発、プロモーションなどを支援し、継続的な高収益を達成するための重要なBIツール(*1)として位置付けられています。
しかし、これまでデータマイニング手法を導入するには、コンサルティング会社などへの分析業務アウトソース、高価なデータマイニング分析専門ツールの導入、大型CRM(*2)パッケージソフトの流用等を行う必要がありました。これらの方法では、自社内に分析ノウハウを有する人材が育ちにくく、高レベルの分析専門家が必要であったり、マーケティング現場の業務に容易に落とし込めないなどの問題がありました。
NTT-ATでは、NTTアクセスサービスシステム研究所で培われた技術をベースにした営業戦略支援システム「シンプルデータマイナ」の販売を2006年2月より行っています。この実績を踏まえ、今回、予測機能に加えて分類機能を搭載し、ウィザード形式の簡単操作とタブ形式の柔軟操作により分かりやすい画面操作で、誰もが容易に効率よく分析作業を進めることができる「SDM Lite」の販売を開始します。
■基本機能をコンパクトにオールインワンで搭載
「SDM Lite」は、マーケティング業務を支援する基本機能をコンパクトにオールインワンで搭載しているため、商品やサービスの潜在的な優良購買顧客グループを複雑な条件設定なしに簡易な操作で発見したり、潜在優良顧客一覧を即座に出力して営業活動に利用したり、勧奨結果を評価して改善することなどができます。
また、マーケティング業務だけではなく、製造業務における不良製品の発生要因発見による品質管理や、ネットワーク機器の故障要因探索による迅速な故障対策・予防保全などにも適用することができる汎用性が高いソフトウェアです。
■ウィザード形式の簡単操作とタブ形式の柔軟操作
「SDM Lite」は新たに、(株)数理システム(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:山下 浩)製の高精度・高信頼の汎用VMStudio(Visual Mining Studio)決定木分析(*3)エンジンを組み込み、煩雑なデータマイニング分析手順を抽象化・最適化し、担当者は一連の分析作業をウィザード画面の流れに沿うだけの簡易な操作で実行したり、タブ操作により分析手順の任意画面へ瞬時に移動し分析条件を変更して繰り返し分析できるソフトウェアです。
また、分析した結果(分析ルール)を重ね合わせる手法(複合化手法)により分析精度を維持したまま、不要な機能を極力省いたコンパクトさ、分析から結果評価までの完結した機能を実行できるオールインワンのシステムとなっています。
さらに、オブジェクト指向により設計・作成されているため拡張性に優れ、柔軟にカスタマイズできますので、お客様固有の分析業務フローに合わせた本格的なデータマイニング分析システムを、大型パッケージソフトを導入するよりも低コストで早期に構築することができます。さらに、外注に頼らず、自社内での業務遂行が可能なため、データのセキュリティ確保、分析ノウハウの蓄積、人材育成も図れます。
この度NTT-ATでは、営業活動への顧客・購買データ分析や製造業務への製品・故障データ分析の利活用をお考えの企業をターゲットに、初年度売上げ1億円を目指します。
■価格
正規版 1,280,000円/ライセンス
限定版 99,800円/ライセンス
扱える分析データの規模に制限があり、分類のみの分析が実行可能。
限定版を購入後、差額により正規版へ移行することができます。
■機能構成(ユースケース図による表記)
※ 添付資料参照
■動作環境
※ 添付資料参照
■画面イメージ
※ 添付資料参照
<用語解説>
*1:BIツール(Business Intelligence Tool)
膨大な企業情報データを統合的に管理し、経営計画立案などに活用するためのツール。
*2:CRM(Customer Relationship Management)
セールス、マーケティング、サービスなど、顧客に影響を与える部門業務すべてをシームレスに統合し、顧客満足度と自社の利益を最大化しようというビジネスモデル構築の考え方。
*3:決定木分析(Decision Tree Analysis)
データを各種の条件で分類していくデータマイニング分析手法の一種。分類構造を樹形図と呼ばれるツリー状に表現する。発見したルールの解釈が容易という特徴を持つ。