三菱マテリアルツールズ、工具管理が容易な「ヘッド交換式スクリューインツール」を発売
「ヘッド交換式スクリューインツール」を発売
三菱マテリアルツールズ株式会社(社長:高田修 住所:墨田区横網1丁目6番1号)は、三菱マテリアル株式会社が開発・製造する、「ヘッド交換式工具_スクリューインツール」の販売を開始することと致しました。
近年の切削加工は、如何に切りくず排出量を多くし切削時間を短縮するかがキーポイントとなっています。そういった高能率加工では,高い切削条件が用いられるため、インサート欠損が起こった場合、同時にインサート取り付け座まで破損され工具ホルダの使用が不可能となってしまうことがあります。従来の工具では、インサート取り付け座が破損された際は、その工具ホルダを新規購入せざるをえず、コスト増の要因となっておりました。特に超硬シャンク一体型の高価な工具では、多大な出費が強いられることとなります。そこで当社は、インサート座が破損した際にヘッド部の交換のみで使用可能なスクリューインツールを開発いたしました。スクリューインツールは、当社の誇る金型工具をヘッドに配置し、締結部をネジ勘合にすることにより、シンプルかつ経済的に使用いただける工具です。
◆『ヘッド交換式スクリューインツール』の主な特長は以下の通りです。
1.ヘッド交換式なので、工具管理が容易。
2.加工時破損した際もヘッドの交換のみで済み、経済的。
3.あらゆる産業でご好評いただいている、当社が誇る刃先交換式エンドミルシリーズをスクリューインヘッドとして規格化。ヘッド部の変更のみで、あらゆる加工に対応することができる。今回第一次発売として、スクエアエンドミルAPX3000形/4000形、高送りエンドミルAJX形、多機能エンドミルAQX形の4形状をラインナップ。
4.ストレートアーバはシャンク径o16~32mm、長さは径毎にショート&ロングタイプの2種類を規格化。オール超硬シャンクの他、スチール製シャンクをラインナップ。
5.工具突き出し長を最小にできる取り付け一体型のコンパクトアーバを規格化。
取り付け形状は、BT30、BT40、HSK63の3種をラインナップ。
◆追加規格
品名/型番
ヘッド交換式スクリューインツール
ヘッド:APX3000形/4000形、AJX形、AQX形 計46型番
ストレートアーバ:16型番
コンパクトアーバ;12型番
発売開始時期
2007年7月25日
販売目標
3億円/初年度
標準価格
(代表型番)
スクリューインヘッド
APX3000R325M16A40 42,900円 (税込み45,045円)
APX4000R323M16A40 39,500円 (税込み41,575円)
AQXR332M16A40 28,800円 (税込み30,240円)
AJX09R323AM1645 44,300円 (税込み46,515円)
ストレートアーバ
SC32M16S140S(スチール) 28,500円 (税込み29,925円)
SC32M16S140SW(超硬) 120,000円 (税込み126,000円)
コンパクトアーバ
SC32M16S10-BT30 48,500円 (税込み50,925円)
SC32M16S10-BT40 68,000円 (税込み71,400円)
SC32M16S28-HSK63A 77,000円 (税込み80,850円)
◆『ヘッド交換式スクリューインツール』は下記TOOLS NEWSをご覧下さい。
TOOLS NEWS B128J
http://www.mitsubishicarbide.com/mmc/jp/product/pdf/b/b128j_screw_in_tool_4c_20070615.pdf
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