トランスデジタル、SUNからショッピングモールの商品決済システム運用を受託
3D仮想空間『セカンドライフ』市場へ参入
~ショッピングモール「Tokyo ZERO番地」商品決済システム運用受託~
トランスデジタル株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役 林 弘明)は、主力事業のひとつであるEC・マーケティング事業を更に推進していくため、インターネットの世界において急速に成長している米国リンデンラボ社が、インターネット上に構築する3DCGオンライン・ライフ・コミュニケーション空間『セカンドライフ』市場へ参入することをお知らせいたします。
今般、具体的な取り組みのひとつとして、株式会社SUN(本社:東京都千代田区 代表取締役副社長 奥井宏太郎)が管理・運営するショッピングモール「Tokyo ZERO番地」における商品決済システムのサーバー運用業務を受託いたしました。「Tokyo ZERO番地」では実在する店舗が出店し、『アバター』と呼ばれるバーチャル上のキャラクター(自分の分身)が商品を購入すると、アイテムとして入手できるだけでなく、実際の商品が手元に届き、決済はセカンドライフ上でリアルマネーに換金できる仮想通貨「リンデンドル」か、クレジットカードで行われます。
当社は、決済代行業務を担当する株式会社シー・ピー・エージェント(本社:東京都渋谷区 代表取締役新美順康)と提携し、顧客管理・伝票処理業務を含む決済システムに関する運用管理を担当いたします。なお、決済サービスの開始は本年9月を予定しております。
今後、主要事業であるEC・マーケティング事業を更に推進していくため、株式会社シー・ピー・エージェントと連携を図り、国内初のセカンドライフ内における決済サービスに対し、今や社会の最重要課題となっている「情報セキュリティ・リスク管理」を徹底して追求していくことでユーザー並びに各店舗運営者に安心・安全な環境とサービスを提供してまいります。
<セカンドライフについて>
セカンドライフは米国リンテンラボ社が運用するデータセンターのサーバー上に構築された3DCGベースの仮想空間で、2007年4月末現在の世界総加入者数は580万人を突破し、現在世界的規模で急速に成長しており、2008年末には、総加入者数は世界で2億5千万人に迫り、仮想通貨の年間総取引量は1.25兆円相当に達すると試算されています。(情報リソース:2007年5月24日 みずほ銀行産業調査部発行「Mizuho Industry Focus」
<Tokyo ZERO番地について>
セカンドライフ内にこのたび展開される総合エンターテイメント型モール「Tokyo ZERO番地」の最大の特徴は、日本国内で初めてバーチャル世界とリアル世界を融合する日本初の電子商取引サービスの提供です。「Tokyo ZERO番地」内のショッピングモールで「アバター」が、商品を購入すると実際の商品が届けられるサービスが実現し、仮想空間で実際に買い物を楽しむことが出来ます。出店数は、2007年度中に300店舗、2008年度中には2000店舗まで拡大される予定です。