パナソニックコミュニケーションズ、マルチライン機能など強化したIP-PBXを発売
マルチライン機能などを強化した、IP-PBX「IP-DigaportIIシリーズ」を発売
― FOMA(R)/無線LANデュアル端末「N902iL」の収容にも対応 ―
パナソニック コミュニケーションズ株式会社は、マルチライン機能や迷惑電話対応機能の強化などに加え、(株)NTTドコモのFOMA(R)/無線LAN デュアル端末「N902iL」の収容(注1)にも対応した、IP-PBX「IP-DigaportIIシリーズ」を8月3日から発売します。
「IP-DigaportIIシリーズ」は、内線と外線の合計が最大1152ポートまでの接続をカバーするIP-PBXです。今回発売の本シリーズは、外線の発信・着信などをボタン押下で複数の外線から自動的に選択するマルチライン機能を強化することにより、わかり易い、発信・着信・通話・保留の操作、表示を可能にするなど、利便性を大幅に高めています。
加えて、従来対応の(株)NTTドコモのFOMA(R)/無線LAN デュアル端末「N900iL」の収容に加え、無線LAN機能の強化や同時通話数の増大が図られたFOMA(R)/無線LANデュアル端末「N902iL」の収容にも対応することで、「N902iL」で外線や内線通話を他の内線へ転送できるなど、多機能電話機なみの使いやすさを実現しています。
上記の他、主な機能の追加・強化には下記のものがあります。
●マルチライン機能の強化:◇「発信」ボタンによるマルチライン発信、◇プリセットダイヤル、電話帳、履歴検索からのマルチライン発信、◇1台の内線端末から、相手先毎に発信者番号通知情報を使い分けることで、折り返し電話を自分宛にかけてもらえる、◇コスト削減を目的に中小規模の事業場でよく使われるNTT東日本・西日本のダイヤルイン回線を利用した環境においても、従来の外線ボタン同様のわかりやすい表示とした
●「回線コントロール」「マルチラインボタンの着信制限」機能(注2):昼休みや会議中等、在席者が少ない時に、お客様の操作により簡単に着信数の制限をかけることができる機能で、部門毎、時間帯毎に任意で利用する回線数をコントロールできるため、より効率的な回線の運用が図れる
●迷惑電話対応機能:着信履歴から特定番号として250件まで簡単に登録できる機能
●システム共通漢字電話帳の登録件数の増加:IP-Digaport JIIで最大1500件、IP-Digaport XIIで最大3000件に増加
当社は、IP-PBXとしての基本機能の強化に加え、(株)NTTドコモのFOMA(R)/無線LAN デュアル端末「N902iL」の収容に対応した本シリーズを、使いやすく業務効率を向上できるものとして、特に中小規模の事業所などに向けて訴求していく予定です。
注1.(株)NTTドコモのFOMA(R)/無線LANデュアル端末「N902iL」の収容:本シリーズでは、FOMA(R)/無線LANデュアル端末の機能である、無線LANブラウジング(グループウェア連携など含む)、インスタントメッセージ、プレゼンスには対応していません。「FOMA(R)」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。
注2.「回線コントロール」「マルチラインボタンの着信制限」機能:ISDN回線/IP回線(専用線は除く)のみ対応しています。
品 名:IP-PBX
品 番:VB-D552/VB-D952他
愛 称:IP-Digaport JII/IP-Digaport XII
本体希望小売価格:約220万円~
(ISDN8回線、多機能電話機16台、FOMA(R)/無線LANデュアル端末16台用のアクセスポイント、PoE対応スイッチングハブの場合。FOMA(R)/無線LANデュアル端末の費用は別途必要)
発 売 日:8月3日
★商品についての詳しい内容は、「IP‐DigaportIIシリーズ」の製品情報ページhttp://panasonic.biz/netsys/ipdiga/をご覧ください。