松下電工、電力の無駄遣いを監視する新型エコパワーメーターを発売
省エネ活動への新提案 電力監視を支援する“無駄な電気の見張り番”
負荷管理機能強化とグローバル仕様の電力監視計新シリーズ
「KW8Mエコパワーメータ」 新発売
松下電工株式会社は、”無駄な電気の見張り番”として販売している簡易電力計の高機能商品として「KW8Mエコパワーメータ」を2007年8月から発売します。
エコパワーメータは工場等で使用されている電力を「見える化」し、省エネを支援する機器として現在までに全3商品(KW4M、KW4S、KW7M)を品揃えしています。
今回、新たに海外仕様にも対応した「KW8M」をラインアップ。低圧から高圧までの負荷電力計測、電力と生産数を同時計測できるなど機能も拡充し、海外展開も視野に入れ1年後、年間6000台の販売を目指します。
商品名:KW8M エコパワーメータ
外形寸法:ネジ端子タイプ:48W×96H×98.5D(単位:mm)
主要機能:積算電力量表示/瞬時電力量表示、各相電圧/電流計測機能、アワーメータ機能、
周波数、力率、パルス・電力同時計測機能
発売日:2007年8月1日
価 格:35,000円(税別)
販売目標:2007年 200台/月、2008年 500台/月
■主な用途・業種
用 途:熱源を保有する設備、機械の電力監視
業 種:産業機器市場、生活密着市場、(ビル・工場・病院・学校)など
■主な特長
(1)海外市場を目指したグローバル仕様(三相4線式、400V直接計測対応)
(2)原単位管理が1台で実現可能
(3)測定機能の拡充(周波数、力率など)
■開発背景
2005年2月16日に発効された京都議定書に基づき、CO2の削減期が2008年より始まり、電力使用量の多い企業だけでなく規制対象になる企業が増加。他にも省エネに関する法律が施工されるなど、企業に対する環境問題への取組みは社会全体から求められています。
当社では省エネ活動に不可欠な“現状の電力量をまず把握する”ためにエコパワーメータを開発。KW8Mでは電力量に対する生産数も計測できるので生産効率アップにも活用できます。企業の省エネ活動を支援する機器として海外市場も視野に入れ、市場の要望にお応えします。