忍者ブログ

ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2025'02.02.Sun
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2007'08.27.Mon

IBE、映像配信素材を高効率で制作できるフォーマット変換サーバーを9月末発売

映像コンテンツ配信用素材を高効率で制作するフォーマット変換サーバ「HVP-100」の発売
~ARIB運用規定準拠のH.264配信用ファイル制作の高速化・高画質化を実現~


 株式会社アイ・ビー・イー(以下、IBE)は、映像配信素材を高効率で制作できるフォーマット変換サーバ「HVP-100」を平成19年9月末に発売します。本製品は、ビデオ・オン・デマンド(以下、VOD)サービスで使われるMPEG-2 圧縮、H.264 圧縮の配信用映像ファイルをマスターファイルから自動変換で作成するシステムで、従来の当社システムに比べ10倍以上の高速化と20%以上の高画質化を実現しています。


【 製品発売の背景 】
 日本では、ICT(※1)技術の進化、世界でトップレベルのブロードバンド環境、テレビ放送のデジタル化、高機能携帯電話の普及、音楽コンテンツ配信の拡大などの要因が重なり、VODサービスに代表される映像コンテンツ配信ビジネスが拡大しつつあります。また、このための通信メディアとして、光ファイバー、ケーブルテレビ、xDSL(※2)、携帯電話、などさまざまなメディアが使えるようになってきました。

 従来の映像コンテンツ配信は単一のメディアを使うものがほとんどでした。これからのVODサービスは、これらのさまざまなメディアを使うモデルに変化しつつあります。単一メディア向けの場合、リアルタイムエンコーダ(※3)を使い映画や番組のVTR テープをファイル化する運用が一般的ですが、複数のメディア向けにこの作業を繰り返すのは、効率的ではありません。このためIBE では、VTR テープからマスターファイルを一度作成するだけで、各種メディア向けのファイルをフォーマット変換サーバにより自動作成するシステムを構築してきました。この手法により、一度の操作で複数のメディアに向けた映像ファイルを作成することができ、業務の効率化、低コスト化につながります。既に一部の放送局やVODサービス会社においては、弊社製フォーマット変換サーバを利用した業務の運用が行われています。

 今回発売するHVP-100は高画質化、処理の高速化を実現すると共に、ARIB STD-B1 H.264運用規定への対応や5.1ch音声などこれからのVODサービスで求められる機能を新たに盛り込んだものです。今後1 年間で40 システムの販売を見込んでおります。

 なお、本発表内容における当期業績への影響は、すでに発表済みの業績予測に織り込み済みであります。


※1:Information and Communications Technology(情報通信技術)
※2:電話線を使って高速なデジタルデータ通信をする技術の総称。
※3:データを一定の規則に基づいて符号化する機器、ソフトウェア。


【 HVP-100 の特長 】
 HVP-100は、IBEがこれまで蓄積してきたトランスコード技術、エンコード技術を盛り込んだ製品で、以下の特長を持ちます。

 (1)入力としてMPEG-2 PS/TS ファイル、ノンリニア編集システムの出力するAVI ファイルに対応。
 (2)ビデオ・オン・デマンド(VOD)サービス用のMPEG-2 ファイル、H.264 ファイルを出力。
 (3)マルチコアCPU 対応で高画質ファイルを高速に作成。SD 解像度の場合、再生時間より短い時間で変換。
 (4)さまざまなエンコードパラメータに対応し高画質化を達成。
 (5)ARIB STD B-1(日本の携帯電話やデジタル放送に関する標準規格)のH.264 運用規定に対応。
 (6)HD(ハイビジョン)、 SD(標準解像度)両方の解像度に対応。
 (7)手動、フォルダ監視、他システムからの遠隔制御での変換指示に対応。
 (8)複数台を連携運転し、自動負荷分散が可能。


【 HVP-100 の適用分野・ターゲットユーザ 】

 適用分野:映像コンテンツ配信のためのMPEG-2、H.264 ファイル作成
 ターゲットユーザ:映像配信事業者、エンコードサービス事業者、放送局、ポストプロダクション、映画会社

 本製品は、システムソリューションへの組み込みを前提としており、ビデオ・オン・デマンド(VOD)サービス用ファイル制作システムとしてシステムインテグレーション作業と共に提供します。


【 HVP-100 の主な仕様 】
 添付資料をご参照ください。

PR
Post your Comment
Name:
Title:
Mail:
URL:
Color:
Comment:
pass: emoji:Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
trackback
この記事のトラックバックURL:
[11761] [11760] [11759] [11758] [11757] [11756] [11755] [11754] [11753] [11752] [11751
«  BackHOME : Next »
広告
ブログ内検索
カウンター

忍者ブログ[PR]