デジタルアーツ、企業向けWebフィルタリングソフト「i-FILTER」の最新版など発売
デジタルアーツの企業向けWebフィルタリングソフト
「i-FILTER」の最新版を発売開始
国産製品初、内部統制強化に必須の新機能「アクセスログ改竄検知機能」を追加
「i-FILTER Reporter」、「i-FILTER Log Search」も同時にバージョンアップ
■発表概要
情報セキュリティメーカーのデジタルアーツ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:道具 登志夫、以下デジタルアーツ、証券コード2326)は、自社が開発する情報漏洩対策とWebの有効利用のための企業向けWebフィルタリングソフト「i-FILTER」(読み:アイフィルター)、「i-FILTER」に無償で添付されるレポーティングツールである「i-FILTER Reporter」、および有償オプションのログ検索ツールである「i-FILTER Log Search」各製品のバージョンアップを行い、2007年8月20日(月)より出荷開始することをお知らせします。
「i-FILTER」は、情報漏洩対策とWebの有効利用のための企業向けWebフィルタリングソフトとして2000年より販売してきております。今回の最新版「i-FILTER」では、Web経由での情報漏洩対策に加え、お客様からの要望が高まっていた2008年度からの日本版SOX法の施行を見据えた内部統制強化を「アクセスログ改竄検知機能」で実現します。また、最新版の「i-FILTER Reporter」では、レポーティング機能の大幅な高速化を実現しています。これにより、200万件/日のログの集計時間に以前は約20時間を要していたものが、約3時間と大幅に短縮され、より効率よく管理を行うことができます。
今回のバージョンアップにて提供される「i-FILTER」各製品は、以下のとおりとなります。
「i-FILTER」 Ver.6.20、 「i-FILTER Reporter」 Ver.4.20、 「i-FILTER Log Search」 Ver.2.20
すでに「i-FILTER」製品を使用しているお客様は、2007年8月20日(月)より、無償でバージョンアップすることができます。
なお、「i-FILTER」製品全般の今後の販売見込みは、今回のバージョンアップにおける機能強化によって今後1年間でおよそ15億円を目標としています。
■今回のバージョンアップにおける「i-FILTER」各製品の特長
・「i-FILTER」 Ver.6.20の主な特長
【1】アクセスログ改竄検知機能(国産Webフィルタリングソフト初)
Webへの不正アクセスを隠蔽することなどを目的として行われるアクセスログの改竄について、その改竄の有無をログ自身に記述する機能を搭載
*当機能を使用するには「i-FILTER Log Search」Ver.2.20が必要になります。
【2】イメージ検索機能の拡張
掲示板、翻訳サイト、ショッピングサイトなど、URLパラメータを持つサイトについて、フィルタリング精度をさらに強化
【3】ユーザーが指定したURLがブロックされた場合、リアルタイムに管理者へメール通知(モニタ機能)
「アクセスログ改竄検知機能」は、デジタルアーツが販売している電子メールフィルタリングソフト「m-FILTER」で採用している技術(メールアーカイブログの改竄検知機能)を「i-FILTER」のアクセスログにおいても実現したものです。
これによって、より詳細レベルの内部統制強化が可能になります。
図. アクセスログ改竄検知画面(0703access.logが改竄されているケース)
※ 関連資料参照
・「i-FILTER Reporter」 Ver.4.20の主な特長
【1】集計時間の大幅短縮
プログラム内部ロジックの変更により、集計時間を大幅に短縮。"サイト別集計"や"URL別集計"のような複雑な集計条件にも短時間で対応可能。従来製品では、4,000名規模の企業(1ユーザーにつき500件/日のログが発生すると仮定)で導入した場合に発生する200万件/日のログを集計するのに、約20時間を要していたものが、「i-FILTER Reporter」 Ver. 4.20では約3時間に大幅短縮されたため、深夜/早朝での集計作業実施が可能
【2】絞込み設定機能
絞込み設定画面にて集計から除外する属性を設定することで、さらに高速な集計処理が実行可能
【3】操作画面のユーザーインターフェース(UI)改善により、より直感的な設定操作を実現
・「i-FILTER Log Search」 Ver.2.20の主な特長
【1】「i-FILTER」アクセスログの改竄有無の検索
「i-FILTER」 Ver.6.20の新機能である、「アクセスログ改竄検知機能」を利用して出力されたアクセスログ内の改竄の有無をスピーディーに検索可能
本製品の導入を検討されているお客様のために、新バージョンの製品評価版を出荷開始にあわせてご提供いたします。ご希望のお客様は、次のURLからお申し込みください。 http://www.daj.jp/bs/ifbe/trial.htm
■「i-FILTER」 各製品の価格について
今回のバージョンアップに伴う「i-FILTER」各製品の価格変更はございません(参考価格:「i-FILTER」50ライセンス初年度340,000円/税別・保守価格込、有償オプション「i-FILTER Log Search」50ライセンス初年度50,000円/税別・保守価格込)。
詳しくは、次のURLをご参照ください。 http://www.daj.jp/bs/ifbe/price.htm
■「i-FILTER」 各製品の動作環境について
今回のバージョンアップに伴う「i-FILTER」各製品の動作環境については、次のURLをご参照ください。 http://www.daj.jp/bs/ifbe/action.htm
なお、「i-FILTER」各製品の詳細、および最新情報につきましては、次のURLに随時掲載の予定です。
そちらもあわせてご参照ください。 http://www.daj.jp/bs/ifbe/
以上
※上記に記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。