バイエル薬品、女性の更年期障害を改善する「ル・エストロジェル 0.06%」を発売
バイエル薬品、メノポーズ世代女性のための医療用医薬品
「ル・エストロジェル(R) 0.06%」を新発売
バイエル薬品株式会社(本社:大阪市、社長:ジャン-リュック・ロビンスキー、以下バイエル薬品)は、メノポーズ世代(*)に特有の症状を改善する医療用医薬品「ル・エストロジェル(R) 0.06%」を2007年8月9日に新発売いたします。
「ル・エストロジェル(R) 0.06%」は、日本で初めて承認されたエストラジオール外用ゲル剤です。有効成分は生体内で活性の高い天然型のエストロゲン(17β-エストラジオール:E2)で、1日1回腕に塗布することで体内に女性ホルモンを補い、更年期障害を改善します。塗布跡が残らず、皮膚刺激の少ないジェル剤型で、毎日の使用が簡便な一定量が取り出せるプッシュ式ボトルが特徴です。30g(14日分)と80g(42日分)の2タイプを販売いたします。薬価未収載につき、自費診療による処方薬となります。本製剤の効能・効果は、更年期障害及び卵巣欠落症状に伴う血管運動神経症状(Hot flush 及び発汗)です。
「ル・エストロジェル(R) 0.06%」は、資生堂が医療用医薬品として1995年より開発を開始し、2006年10月に新薬として製造販売承認を取得いたしました。共同事業契約に基づき、バイエル薬品が独占販売を行います。海外では、1974年にブザン社がフランスで承認を得て以来、30年以上の使用実績を有し、現在までに101の国・地域で承認/販売されています。
現在日本では、約2000万人のメノポーズ世代の女性の多くが、エストロゲン欠乏による不調(ほてり・のぼせなどの血管運動神経症状)を抱えていると言われています。コーポレートメッセージに「一瞬も一生も美しく」を掲げ、化粧品事業を中心に人々の美と健康を支援する資生堂と、女性医療におけるグローバルリーダーの実績を活かし、女性のヘルスケア・パートナーを目指すバイエルは、「ル・エストロジェル(R) 0.06%」を通じ、メノポーズ世代の日本女性のニーズにお応えしてまいります。
バイエル薬品の目指すクオリティ・エイジング(QA)への貢献、それはいつまでも自分らしく元気に毎日を過ごしたいと願うメノポーズ世代の女性の健やかなエイジングを支えるということ。本製品により、バイエル薬品は、女性向け医薬品の製品ラインナップをより一層充実させ、女性のクオリティ・オブ・ライフ(QOL)とクオリティ・エイジング(QA)に貢献してまいります。
* 「メノポーズ世代」とは、閉経(50歳前後)をはさんだ約10年間、エストロゲン欠乏による心身の様々な不調と向き合う世代の女性を指します。
<資生堂について>
株式会社資生堂は、1872年(明治5年)に日本初の洋風調剤薬局として東京・銀座に創業し、化粧品事業には1897年(明治30年)に参入しました。「新しく深みのある価値を発見し、美しい生活文化を創造する」という企業理念のもと、化粧品事業を中心に、トイレタリー事業やヘルスケア事業(美容・健康食品やOTC医薬品)、フロンティアサイエンス事業(医療用医薬品や美容医療、クロマトグラフィー、マテリアル事業)などを展開しています。医薬品事業では、1987年に資生堂薬品株式会社を設立し1988年にOTC医薬品事業に参入しました。医療用医薬品事業には1993年から参入しています。取扱い商品には、化粧品原料でもあるヒアルロン酸を活用した眼科手術補助剤「オペリード」や、化粧品の製剤化技術を活用した抗ウィルス剤「カサール」があります。
URL: http://www.shiseido.co.jp
<バイエル薬品について>
バイエル薬品株式会社は、本社を大阪に置き、バイエル・シエーリング・ファーマ(医療用医薬品)、コンシューマーケア(一般用医薬品)、ダイアベティスケア(糖尿病ケア製品)の3事業からなるヘルスケア企業です。2007年7月1日にバイエル薬品内に設立されたバイエル・シエーリング・ファーマ事業本部は、診断薬、血栓止血領域、オンコロジー、プライマリーケア、専門治療薬、ウイメンズヘルスケアの6領域に注力しています。バイエル薬品株式会社は、その革新的な製品で、日本のスペシャリティ医薬品市場におけるリーディングポジションを目指しています。そして、新しい発想と高い専門性を持つ人材を活かして医療の進歩に貢献し、人々のクオリティ・オブ・ライフの向上に努めます。
URL: http://www.bayer.co.jp/byl
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