日本HP、デジタル印刷機の最上位機種「HP Indigo press 5500」を発売
デジタル印刷機の最上位機種を発売
- フォトインキ採用により写真の印刷品質を向上 -
日本ヒューレット・パッカード株式会社(略称:日本HP、本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員:小田 晋吾)は、ハイエンドデジタル印刷機「HP Indigo press(エイチピー インディゴ プレス)シリーズ」の最上位機種「HP Indigo press 5500」を、本日より日本HPおよび販売代理店にて販売開始します。
HP Indigo Pressシリーズは、業界で唯一の液体現像電子写真方式を採用し、高品質印刷を行うハイエンドデジタル印刷ソリューションです。液体インキを用いたHPの特許技術「HPエレクトロインキ技術」により、オフセット印刷と変わらない高品質と印刷性能が特長です。今回発表の「HP Indigo press 5500」は、HP Indigo pressシリーズの最上位機として投入される製品で、新たにHP Indigoライトシアンインキ、ライトマゼンタインキを採用し、写真印刷の品質を向上させました。またドット位置をより緻密に制御する高精細ドット配置テクノロジーの搭載により、滑らかな色階調を再現し高品位な印刷を実現します。
本製品は、小ロットのパンフレットや、顧客情報にあわせたダイレクトメールなどの可変情報印刷に加え、より高画質、高品質が求められる写真集、フォトアルバムなどの印刷に適しています。
製品名:HP Indigo press 5500
価格(税込み):75,600,000円~
販売開始日:8月1日
主な特長は、以下の通りです。
・フォトインキの採用と1200dpiの解像度による高品位印刷
従来のシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックに、新たにライトシアンとライトマゼンタを加えた6色インキで高品位な写真印刷を実現します。また、ドット配置の制御の向上と1200dpiの解像度に対応(従来は800dpi)したことで、極細の文字やラインの再現やハーフトーンの表現が向上し、精度の高い印刷品質を可能にしました。
・複数トレイの有効活用とインキ交換作業の軽減で生産性を追及
給紙トレイを従来の3段から4段へ変更し、用紙交換の頻度を軽減します。対応用紙重量と最大用紙サイズの幅も広がり、使用可能な用紙の選択肢が増えました。また、特色インキの交換時にBID(Binary Ink Developer:画像形成プロセスに使用するユニット)やインキタンクを自動洗浄し、交換中も稼動を止めずに印刷を可能とした「OFIR(On-press Fast Ink Replacement)機能」を搭載しました。
従来、交換の際は、BIDやインクタンクなどの洗浄で1時間程かかっていた作業時間を、本機能により軽減し生産性の向上に貢献します。
・HP Indigo press 5500の主な仕様
・プリント方式:液体現像電子写真方式(液体インキ)
・印刷技術 :HPエレクトロインキ技術
・印刷速度 :4,000枚/時(A4サイズ 片面 4色)、
8,000枚/時(A4サイズ 片面 2色)、
16,000枚/時(A4サイズ 単色)
A4 片面4色モードで最高68ページ/分(ppm)、
2色モードで136ppm、単色モードで272ppm
・出力解像度 :812×812dpi、1,200x1,200dpi(標準モード)、2,400×2,400dpi(高解像度モード)
・用紙サイズ :最大330.2x482.6mm
・給紙方式 :用紙容量180mm(120gmsで、2,000枚)のトレイ×3
用紙容量70mm(120gmsで、700枚)のトレイ×1
・ファイル形式 :Adobe PostScript 3、PDF 1.5、PDF/X-1:2002a、
PDF/X-3:2002、TIFF、 JPEG、EPS、PPML、JLYT
・可変情報印刷:フルカラーパーソナライゼーション、
PPML標準フォーマット準拠
・オプション :5、6、7色印刷
■本製品に関する製品情報は以下のURLを参照してください。
http://www.hp.com/jp/indigo
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■お客様からのお問い合わせ先
カスタマー・インフォメーションセンター TEL:03-6416-6660
ホームページ:http://www.hp.com/jp/