伊藤園など、ペットボトルのラベルが剥がしやすい「簡単開封ラベル」を開発
お客様から寄せられた声を反映し、さらに剥がしやすいラベルに改良しました
「簡単開封ラベル」を共同開発
「300%のビタミン」500mlペットボトルを7月下旬より順次切替
株式会社伊藤園(社長:本庄八郎 本社:東京都渋谷区)は、ペットボトルのラベルをさらに剥がしやすく改良した「簡単開封ラベル」を、ラベルメーカーと共同開発しました。第一弾として、昨年4月に発売以来、ご好評いただいているレモン風味のニアウォーター「300%のビタミン」の500mlボトルでこのラベルを採用します。コンビニエンスストアや量販店、自動販売機などで展開する「300%のビタミン」について、7月下旬より順次切替を行います。当社とお客様とを結ぶ、社内提案システム「VOICE」制度に寄せられたアイデアを具現化し、改良した容器ラベルです。
当社は、「ペットボトルの容器ラベルをもっと剥がしやすくしてほしい」とのお客様から寄せられたご意見を受け、従来よりさらに剥がしやすく改良を加えた「簡単開封ラベル」を共同開発しました。この「簡単開封ラベル」は、ラベルのミシン目に対して垂直方向に切込みを入れることで、ラベルがつまみやすくなり、容易に剥がせるようになっています。
また、切込み部は、緑色に着色してあり、ペットボトル容器の窪みに位置しているため、目に付きやすく、指への引っかかりも良い位置にあります。
これにより、子供からお年寄りまで年齢を問わず、誰でも簡単にラベルを開封することができるようになります。
当社はこれまでにも、ペットボトルのラベルを剥がしやすくするため、従来1本であったミシン目を2本に変更したり、ペットボトル内の残量を分かりやすくするため、ラベルに「窓」と「目盛り」を付けるなど、お客様から寄せられるご意見やご要望を受けた改良や商品化を進めてきました。
これらの改良や商品化など、当社のマーケティングを支える上で欠かせないシステムとして、社内提案システムである「VOICE」を制度化しています。「VOICE」は、従業員が意見やお客様からいただいたご要望を提案し、そこで集約されたアイデアを、時代を見極めながら具現化していく、重要な役割を担った制度です。
「簡単開封ラベル」は、この「VOICE」に寄せられた声を受け、お客様の不満点を解消できるよう改良を加えました。
当社は、今後も「STILL NOW」の精神(=今でもなお、お客様は何を不満に思っているか・・・)に基づき、お客様からいただいたご意見を、開発や改良に反映させた製品やサービスの提供を推進していきます。
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