データクラフトジャパン、豪華客船「飛鳥ＩＩ」に船内ネットワーク保守管理を提供
データクラフト、日本最大の豪華客船「飛鳥ＩＩ」に
船内ネットワーク保守管理を提供
～データクラフトのＰｒｉｍｅｒ（システム設計・構築）と
Ｕｐｔｉｍｅ（保守）サービスが寄港先や海上でのネットワーク問題を解決
２００７年８月７日 東京発－アジア太平洋地域における独立系ＩＴサービスおよびソリューションのリーディング・カンパニーであるＤａｔａｃｒａｆｔ Ａｓｉａ Ｌｔｄ．の日本法人、株式会社データクラフトジャパン（本社：千代田区、代表取締役社長：長谷川恵）は、日本最大の豪華客船「飛鳥ＩＩ」の船内ネットワークをアップグレード、サポートする契約を締結した。
「飛鳥ＩＩ」を運航する郵船クルーズ株式会社との５年契約に基づき、データクラフトは海上および各寄港先における船内の情報・通信ネットワークの保守管理業務を受注した。
東京都千代田区に本社を置く世界最大級の海運会社、日本郵船株式会社は、７００隻以上の船舶を運航し、その中核事業の一つとして客船部門がある。郵船クルーズ株式会社は、供給を大きく上回る需要の伸びを見せる日本市場において、乗客定員５９２人の客船「飛鳥」を運航してきた。その後継船として「飛鳥ＩＩ」は日本最大の客船として乗客定員８００人規模に拡大された。さらに、最も豪華な客船として高い名声を得ており、乗客に快適な時間を提供している。
「今回の改装により「飛鳥ＩＩ」の情報・通信ネットワークは高級ホテル並みに整備されています。クルーは船内のネットワーク設備を駆使し、お客様一人一人に忘れられない海の旅をご提供されるでしょう。」と、データクラフトジャパン代表取締役社長の長谷川恵は述べている。
郵船クルーズ株式会社の要求条件は厳しく、海上および海外の寄港先における「飛鳥ＩＩ」の「総合的なネットワーク・サポート」を必要としていた。ＩＴインフラ基幹に大きく依存しながらも、地上サポートのエリア外にいることが多いため、郵船クルーズ株式会社では経験豊富で信頼できるサポート・パートナーを求めていた。
「飛鳥ＩＩ」のニーズを満たし、かつ、郵船クルーズ株式会社が条件としている海上および海外寄港先における最高レベルのサポートを提供することができるソリューションを設計するため、データクラフトに与えられた時間は運航スケジュールの都合上、わずか６週間だった。
データクラフトによるソリューションはＰｒｉｍｅｒ（システム設計・構築）、Ｕｐｔｉｍｅ（保守）およびネットワーキングの３主要サービスで構成されている。こうしたサービスが海上に導入されたのは今回が初めてで、理想的なサービスであることが立証された。
効果的なＩＴソリューションを決定、設計、そして導入するために用いられるプロジェクトマネジメントと、ソリューション提供方法であるＰｒｉｍｅｒを、データクラフトのプロフェッショナルサービスとマネージドサービスチームが共同で提案し、両チームは「飛鳥ＩＩ」のＩＴネットワーク・アーキテクチャをゼロから設計、導入し、システム停止対策の詳細な運用プランを提供したのである。
さらに、データクラフトでは、ＩＴインフラの障害時に迅速に対応、解決する保守およびサポート・サービスであるＵｐｔｉｍｅのカスタマイズも行った。Ｕｐｔｉｍｅをカスタマイズしたことにより、郵船クルーズ株式会社の海上における要求条件を満たし、コスト効率に優れた技術サービスを現場で提供することができた。
「郵船クルーズ株式会社にデータクラフトジャパンをお選びいただいたことは大変光栄なことです。と、同時に「飛鳥ＩＩ」の航行先において弊社の果たすべき責任の重大さを痛感しています。」と、データクラフトジャパン代表取締役社長の長谷川恵は述べている。
■データクラフトについて
データクラフトは、アジア太平洋地域における独立系ＩＴサービス・ソリューションのリーディング・カンパニーです。お客様のＩＴインフラストラクチャの設計、構築、サポートおよび管理をお手伝いします。ネットワーク、セキュリティ、マイクロソフトソリューション、ストレージおよびコンタクト・センター技術の知識並びにコンルティング、統合およびマネージドサービスにおける最新のスキルを組み合わせて、企業向けのＩＴソリューションを実現します。
ディメンションデータ・グループの一員として、データクラフトはシンガポール証券取引所上場、ストレイトタイムズ指数構成銘柄となっています。シンガポールに本拠を置くデータクラフトは、日本を含むアジア太平洋地域の１３の国と地域に５０以上の拠点と１，３５０人を超える従業員を擁して事業展開しています。