新生銀行、インドのUTIと資産運用合弁会社を設立
UTIとの資産運用合弁会社設立について
当行は、本日、インドのUTI Asset Management Company Pvt Ltd.(以下「UTI AMC社」)の100%子会社であるUTI International Ltd.(英領ガーンジー島)との間で、UTI International(Singapore)Private Limited(以下「UTIIS社」)設立にかかわる合弁契約を締結しましたのでお知らせいたします。
UTI AMC社シンハ会長と当行代表執行役社長のポルテが、シンガポールにて本契約に調印いたしました。
UTIIS社は、東南アジア地域における投資運用管理ならびに金融商品販売を行います。同社は東南アジア地域の顧客向け投資商品を組成するほか、UTI AMC社と新生銀行がインド国内の投資家等向けに販売した、インド以外の地域に投資する商品の運用管理を行います。また、UTIIS社は、日本と東南アジアにまたがる地域に対して提供する仕組投資商品の販売と運用を行います。
UTIIS社は、シンガポールにおいて必要な許認可の申請を行う予定であり、その後、他の地域においても関係当局にコンタクトを行なっていきます。
UTI AMC社のシンハ会長は以下のとおりコメントしております。
「UTI AMC社の業務を、インドという地理的な制約を越えて拡大出来ることに強く期待しております。当社の経験と知識を活かして、お客さまの資産形成のお手伝いをしたいと考えております。本合弁事業を新生銀行とともに進めていくことができることを大変喜ばしく思います。日本における同行との提携はすでに成功を収めており、今後この関係をさらに推し進めていきたいと考えております。」
当行社長ポルテは以下のとおりコメントしております。
「当行は、「新生・UTIインドファンド」の日本での販売を通じて、UTI AMC社ととても良好な関係を築いてまいりました。
同ファンドの運用残高は現在4億米ドル(約472億円1USD=118円)を超えております。当行は、UTI AMC社との関係を、本合弁事業を通してより深めていけるものと確信しております。」
なお、UTI AMC社のCIOを務めたスリダール氏が、UTIIS社の最高経営責任者に就任します。
以 上
<UTI AMC社について>
UTI AMC社は、社歴40年に及ぶインド最大級・最古の投信会社です。その前身であるUnit Trust of Indiaは、インド初の投信会社として1963年に設立されました。UTI AMC社は、その本格的なリサーチ力において高い評価を受けています。
UTI AMC社は、あらゆる層の投資家の皆さまのニーズにお応えする様々なスキームの運用を行なっており、また有能で専門性の高いファンド・マネジメント・チームを持ち、強力な社内株式リサーチ部門がこれをサポートしています。
ファンドの運用管理をより向上させるため、リスク管理部門も設置されており、同部門は投資信託業界全体の透明性の向上に貢献しています。
【UTI AMC社の概要】(2007年7月31日現在)
総資産105.06 億米ドル
本社インドムンバイ
支社インド国内72支社
海外3支社(ロンドン、ドバイ、バーレーン)
従業員数約1,300名
ホームページwww.utimf.com