新日本石油グループ、マレーシア・サラワク沖ガス田で新たなガス埋蔵量を発見
マレーシア・サラワク沖ガス田で新たなガス埋蔵量を発見!
~マレーシアLNGティガ・プロジェクトの展開~
当社(社長:西尾 進路)グループの石油開発部門である新日本石油開発株式会社(社長:大森 輝夫)が出資する日石マレーシア石油開発株式会社は、マレーシア・サラワク沖SK-10鉱区内ラヤン・ガス田において新たなガス埋蔵量を発見しましたのでお知らせいたします。
ラヤン・ガス田は、現在商業生産している(※1)ヘラン・ガス田の東側8キロメートルに位置し、これまで埋蔵量の確認作業を行ってまいりましたが、本年5月より開始した深度3,700メートルの掘削で、ガス層の新たな広がりを発見いたしました。
その後のガス産出テストの結果、日量計約3,000万立方フィートのガスおよび日量計約2,000バレルのコンデンセートの産出(あわせて原油換算:日量計約7,000バレル)を確認いたしました。
今後は、ラヤン・ガス田の商業生産実施に向けた本格的な準備を行い、商業生産開始後は、ヘラン・ガス田同様、全長約200キロメートルの海底パイプライン経由で、当社が出資するマレーシアLNGティガ社(サラワク州ビンツル)に天然ガスを輸送し、同社で液化後、LNGとして日本国内の需要家などに販売する予定です。
※1 マレーシア・サラワク沖SK-10鉱区内のヘラン・ガス田は、2003年11月からマレーシアLNGティガ・プロジェクトの一つとして、日石マレーシア石油開発株式会社が75%の権益を保有し、オペレーターとして天然ガスを商業生産中。
<ヘラン・ガス田、ラヤン・ガス田の位置図>
(※ 関連資料を参照してください。)
●添付資料
1:マレーシアLNGティガ・プロジェクトの概要
2:SK-10鉱区、日石マレーシア石油開発株式会社の概要
(※ 関連資料を参照してください。)