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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2024'09.22.Sun
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2007'12.20.Thu

ダイワボウ、子会社「ダイワボウマテリアルズ」の舞鶴工場から紡織事業を撤収

ダイワボウマテリアルズ株式会社舞鶴工場における

紡織事業の撤収に関するお知らせ


 当社は、平成19年8月21日開催の取締役会において、下記のとおり紡織事業子会社のダイワボウマテリアルズ株式会社(本店:大阪市中央区、代表者:取締役社長森田純一)の舞鶴工場における紡織事業を撤収することを決議いたしましたのでお知らせいたします。


 記


1.事業撤収の経緯
 当社子会社ダイワボウマテリアルズ株式会社舞鶴工場は、当社グループにおける紡織事業の研究開発機能および量産機能をもつ主力工場として操業してまいりましたが、去る6月7日午前5時45分に発生した火災により、工場建屋面積36,000m2の3分の2にあたる紡績部門23,500m2を焼失いたしました。
 この緊急事態を受けて、当社としては今後の紡織事業のあり方と生産面での設備規模を含め、グループ全体の視点に立ち舞鶴工場の存続の可否を検討してまいりましたが、国内での紡績・テキスタイル事業の生産基盤が極度に縮小し、また汎用品では市場競争力を完全に喪失している現況から、事業採算の目処が立たず、誠に遺憾ながら当舞鶴工場での紡績部門の再建、および織布部門の操業継続は、極めて困難であるとの結論に達しました。
 つきましては、当社グループにおける紡織事業の国内拠点機能を相乗効果が可能なグループ会社に移管することとし、ダイワボウマテリアルズ株式会社舞鶴工場における紡織事業を撤収することとしたものです。


2.事業撤収の概要
(1)生産移管
 今後は舞鶴工場の特化素材の開発・生産については、国内グループ会社に移管して新たな開発機能と生産体制の構築に加えて技術の継承に努めるとともに、その他の差別化素材や汎用品は海外合弁会社や国内協力会社と連携することにより、国内外の生産・販売拠点とのネットワークを一段と強化し、テキスタイル・製品事業を軸とした国際マーケットへの事業展開を進め、当社グループの堅固な収益基盤の確立に努めてまいります。
1)紡績部門
・極細番手・複合糸
 子会社のシンジテキスタイル株式会社の紡績設備を増強して、紡績糸の開発・生産拠点として機能強化を図り、生産を移管します。
・複合糸・汎用糸
海外関係会社への生産委託などによって対応を図ります。
2)織布部門
・衣料・寝装向け超高密度織物・特殊織物
 子会社のダイワボウプログレス株式会社出雲工場に、舞鶴工場の織布設備を移設して生産を移管します。
・汎用布
 海外関係会社や国内織布専業メーカー等への生産委託などによって対応を図ります。

(2)従業員の取扱い
 本日労働組合に対し、ダイワボウマテリアルズ株式会社舞鶴工場の従業員全員について当社グループ会社において雇用を保障することを申し入れ、協議に入りました。


3.日程
 平成19年8月21日  取締役会決議
 平成19年9月30日  (予定)舞鶴工場織布部門生産停止
 ※ 以降の作業日程は、まだ確定しておりません。


4.今後の見通し
 火災事故の損害額につきましては、未だ確定できておりませんが、火災保険金によりほぼ補填できる見通しであります。また、火災事故および舞鶴工場からの紡織事業撤退に伴う、平成20年3月期中間期および通期の連結業績予想に対する影響は軽微であります。


以上


(※参考資料あり)

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