東芝、320GBを実現した2.5型磁気ディスク装置など9機種を商品化
業界最大記憶容量(*1)の320GBを実現した2.5型磁気ディスク装置の商品化について
パフォーマンスを向上させた7,200回転/分モデルもあわせて発売
当社は、2.5型磁気ディスク装置として業界最大記憶容量*1となる320GBの「MK3252GSX」や、回転数を7,200回転/分としパフォーマンスを向上させた「MK2049GSY」など合計9機種を商品化し、11月以降順次量産を開始します。
「MK3252GSX」は、磁気ヘッドの改善およびディスクの磁性層の改善により、記録密度を向上させ、320GBの記憶容量を実現しました。
「MK2049GSY」では、磁気ディスクの回転数を7,200回転/分に高速化し、さらに16MBの大容量バッファメモリを採用することで、大容量データの高速処理を実現しました。これによって、最大内部転送レートを約46%*2、平均ランダムアクセスタイムを約8%*2向上させています。
新商品は、ハイエンドタイプのノートPCに、動画や写真をはじめさまざまなデータを記録できる余裕の大容量を提供し、また高速化によりシステム性能の向上を図ることができます。
いずれの機種についても、磁気ディスク装置の落下を検知して衝突前にヘッドを退避させるフリーフォールセンサー機能をオプションにて搭載可能です。
また、新商品は、2006年7月施行のEU(欧州連合)RoHS指令に適合しています。
なお、当社は8月31日から9月5日までベルリン(ドイツ)で開催されるベルリン国際コンシューマー・エレクトロニクス展「IFA2007」(ブース番号:Hall 21a/Stand 101)、および9月19日からカリフォルニア州サンタクララ(米国)にて開催予定の「DISKCON USA 2007」に新商品を出展する予定です。
*1 2.5型磁気ディスク装置商品として、2007年8月21日現在(東芝調べ)
*2 当社従来比(MK1637GSXに比較した場合)
■新商品の概要
※添付資料を参照
■商品化の背景と狙い
現在、小型磁気ディスク装置は、モバイル用PCやデジタルオーディオプレーヤーなどのさまざまな用途に活用されています。また、AV-PCなどの拡大により、磁気ディスク装置は、さらなる大容量化および性能の向上が求められています。
このような中、当社は最先端技術を積極的に採用することで、高密度化、高容量化、高速化などの性能向上の需要に応え、お客様に満足していただける磁気ディスク装置商品を提供して参ります。
■新商品の主な特長
1. 2.5型磁気ディスク装置最大の320GBの記憶容量*1
「MK3252GSX」では、2.5型の磁気ディスク装置において最大記憶容量となる*1320GBの商品を実現しました。
2. ディスク回転数7,200回転/分でパフォーマンスを向上
「MK2049GSY」では、磁気ディスクの回転数を7,200回転/分に高速化し、さらに16MBの大容量バッファメモリを採用することで、大容量データの高速処理を実現しました。これによって、最大内部転送レートを約46%*2、平均ランダムアクセスタイムを約8%*2向上させています。
3. 磁気ヘッド、ディスクの磁性層の改善により記録密度を向上
磁気ヘッドの改善および、ディスクの磁性層の改善により、記録密度を向上させています。
*1 2.5型磁気ディスク装置商品として、2007年8月21日現在(東芝調べ)
*2 当社従来比(MK1637GSXに比較した場合)
■新商品の主な仕様
※添付資料を参照
<お客様からの商品に関するお問い合わせ先>
ストレージデバイス事業部 TEL 03(3457)2445