三井情報、内部統制コンサルティングの「評価支援」サービスを提供
MKI、内部統制「評価支援」サービスの提供を開始
- 文書化の全社展開後をねらい、内部統制の第2段階である「評価支援」に注力 -
三井情報株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:増田潤逸、以下 MKI)は、内部統制コンサルティングの一層のサービス充実を目指し、「評価支援」サービスの提供を開始することを発表します。内部統制対応企業の関心が、内部統制の「構築」から「評価」に移行しつつある現状を踏まえ、内部統制の独立評価を推進する上で必要なノウハウをご提供します。
MKIは、米国SOX法404条の豊富な対応経験を活用して、J-SOX法(金融商品取引法)の内部統制のPMO(Project Management Office)支援コンサルサービスを提供していますが、上場企業では文書化の全社展開が9月末で終了する企業もあり、当事者の関心は内部統制の「構築」から「評価」に移行しつつあります。
MKI総合研究所(注1)で実施したアンケート調査(別紙(※1))においても、約20%の企業で文書化がほぼ終了、約65%の企業が文書化作業中との結果になりました。また、現在の課題として、22.6%の企業が「運用評価の進め方」と回答しており、内部統制関係者の関心が「文書化」から次の段階の「評価」へ移行していることが伺えます。
このような状況を踏まえ、内部統制の独立評価を推進する上で必要なノウハウをご提供すべく、MKIでは9月より「PMO支援」サービスから「評価支援」サービスへ、その重点を移します。「評価」は文書化以上に作業量が多く、
・リスク毎のサンプル評価件数が膨大で、不備発見の場合は是正措置が必要
・是正時間確保のため、本番年度に先駆け今期中に評価を行なう会社が多い
・日常業務から独立し評価業務にも精通した人材の確保が困難(特にIT統制)
といった課題を抱えていますが、これらを解決し独立評価の効率的な推進を支援すべく、MKIではIT統制を中心とする独立評価支援サービスコンサルティングメニュー(別紙(※2))を揃え、監査前の独立評価業務に必要なノウハウをご提供します。また、9月6日の「独立評価セミナー」(別紙(※3))を皮切りに、以下の評価関連セミナーと研修を開催します。
(1)独立評価セミナー開催 9月6日(木)
(2)IT統制コンサル/IT統制評価セミナー開催 10月以降月1回ベース
(3)有料評価研修コースの開設 10月以降月1回ベース
内部統制コンサルティングにおいては、昨年9月以来、MKI主催の文書化研修で150社以上が受講し、研修を契機に流通業、不動産、証券、投資会社等の十数社よりPMO支援コンサル、IT統制コンサルを受注しています。この度発表の評価研修、評価支援コンサル、IT統制コンサルでは、今後1年間で約10億円の新規受注を見込んでいます。
以上
(注1)MKI総合研究所は、現在80名のコンサルタントを有し、内部統制コンサルティングを始めIT監査、ITコンサル、CRMコンサル、インフラ最適化コンサル等多岐にわたるコンサルティングサービスを提供しており、年間約20億円の売上を目指しています。
添付別紙:
(※1)内部統制整備状況についてのアンケート調査結果
(※2)独立評価支援サービスコンサルティングメニュー
(※3)内部統制の「独立評価」実務入門セミナーご案内
【三井情報株式会社について】
三井情報株式会社は、ネクストコム株式会社と三井情報開発株式会社が 2007年4月1日をもって合併し誕生しました。システムインテグレーション、ボイスネットワークインテグレーション、データネットワークインテグレーションを主軸に、インフラからアプリケーションにわたり、コンサルティングから構築、運用・保守に至るまでシームレスなICTサービスをご提供します。お客様から常に選ばれる企業となることを目指し、最先端の技術と高品質なサービスを継続的に提供します。
http://www.mki.co.jp/
※三井情報、MKI、及びロゴは三井情報株式会社の商標または登録商標です。
※本リリースに記載されているその他の社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。