三菱重工、アンテナ車外設置タイプのETC車載器「MOBE-401」を発売
アンテナ車外設置タイプのETC車載器「MOBE-401」を発売
業界唯一、熱線反射ガラス搭載車両へ対応
三菱重工業は、アンテナ車外設置タイプのETC車載器「MOBE-401」を9月4日から発売する。アンテナを車外に設置することにより、熱線反射ガラスなど電波を通さないフロントガラスを搭載した車両でもETC利用を可能にするもので、アンテナを車外に設置する車載器としては業界唯一。価格は31,500円(税込み)。
MOBE-401は、2003年に市場投入したアンテナ車外設置タイプMOBE-201の後継機種。アンテナを車両ルーフやボンネットに取り付けることで、熱線反射ガラスを採用した外国車や国産高級車でのETC利用に対応する。
本体はMOBE-400と同様、幅71mm、奥行107mm、高さ16mmとコンパクト。ETCカードが全て納まる全挿入タイプで、スタイリッシュな薄型ボディに、音声案内、LED(発光ダイオード)表示はもちろん、カード抜き忘れ防止機能、累積利用金額通知機能などを標準装備する。ただし、静かな環境を望まれる向きには、カード抜き忘れ防止警告音のOFF設定が可能。カラーはブラック。
ETC車載器は、利用者のみを対象とした各種割引制度の導入などが追い風となって普及し続けており、セットアップ件数は7月26日現在で約1,850万台に達し、首都高速道路での利用率も75.9%に及んでいる。
当社は、このような状況を踏まえ、これまで、
▽ セパレートディスプレイを搭載したフラッグシップモデルのMOBE-450、
▽ 高機能・最小クラスのスタンダードタイプMOBE-400、
▽ 業界唯一の液晶ディスプレイ付アンテナ一体型MOBE-110、
▽ 簡単操作・低価格タイプのアンテナ分離型MOBE-7EX
など、多彩なETC車載器を販売してきた。今回、これらに加え、業界唯一のアンテナ車外設置タイプを投入することで、増加するETCユーザーの多様な要望に一層的確に応えていく。
■ MOBE-401の基本仕様
* 関連資料 参照
営業窓口:神戸造船所 ITS事業ユニット
以 上