住金物産、米国での航空機用特殊合金販売で米アムサ社を事業買収
米国での航空機用特殊合金販売への進出
住金物産株式会社(本社:大阪市、社長:天谷 雅俊)の100%出資の米国現地法人、米国住金物産株式会社(Sumikin Bussan International Corp.以下SBIC)は、米国市場において今後も需要の拡大が見込まれる航空機関連産業向けの特殊合金素材販売に着手するため、米国のエアロスペース・メタルズ・アンド・スペシャリティー・アロイズ・インク(Aerospace Metals and Specialty Alloys,Inc.略称:AMSA、以下アムサ社)を事業買収することとし、アムサ社の営業権及び資産の譲受け契約を、8月23日(現地時間)に締結いたしました。
アムサ社は、カリフォルニア州アナハイムに本拠を置く特殊合金素材の加工・販売会社で、米国の基幹産業のひとつである航空機産業において、最適な仕入先の選定や加工及び品質管理に関する幅広いノウハウを有しております。
SBICは、この買収にともない、2007年9月にカリフォルニア支店(アムサ部門)を開設し、航空機分野に特化した、高い専門性と加工機能を有した部門として育成してまいります。なお、事業買収金額は、約50万USドル(約6千万円)です。
アムサ部門の売上は、2008年度(1~12月):250万USドル(約3億円)、2009年度:350万USドル(約4億2千万円)を目標といたします。また、2007年4月に航空機部品および医療用特殊合金の拡販を目的に開設した、住金物産パリ事務所との連携を強化し、グローバルな事業構築を目指してまいります。
※会社概要は、添付資料をご参照ください。