野村総研、地域のシルバー人材の活用を支援する新会社を10月に設立
地域のシルバー人材活用を支援する情報サービス新会社を設立
~ 活力ある高齢化社会の実現のために ~
株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、社長:藤沼彰久、以下「NRI」)は、地域のシルバー人材の活用を支援する新会社として、「エヌ・アール・アイ・社会情報システム株式会社(以下「NRI社会情報システム」)」を本年10月1日に設立いたします。
NRIでは、地域のシルバー人材センター(※)向けの総合情報処理システム「エイジレス80」を業界標準として開発し、地域社会の多様な人材活用に貢献してまいりました。現在、団塊世代の退職時期を迎え、高齢者が意欲を持って働くことができる社会の実現が益々求められています。そのため、地域社会のニーズに応え、高齢者と地域社会の接点づくりをなお一層支援するため、NRI社会情報システムとして独立させることといたしました。
事業規模は、3年後には売上高約18億円を目標としております。
[新会社の概要(予定)]
正式商号 エヌ・アール・アイ・社会情報システム株式会社
(英文名称:NRI Social Information System Services, Ltd.)
本社所在地 東京都中央区日本橋本町一丁目9番4号
設立日 2007年10月1日(予定)
資本金 1億円(野村総合研究所100%出資)
役員 代表取締役 宮内康一
社員他 約50名
事業内容
(1)情報システム、ネットワークシステム、ソフトウェア、データベースおよびハードウェアの企画、設計、開発、販売、保守および運用に関する業務
(2)上記に関わるコンサルティングおよび教育研修業務等
※シルバー人材センター:全国のほとんどの市町村に設置され、高齢者が組織的に働くことを通じて、追加的収入を得るとともに、健康を保持し、生きがいを持ち、地域社会に貢献するという、「自主・自立、共働・共助」の理念を基本とした組織。定年退職等で職業生活から引退過程にあるかまたは引退後の、健康で働く意欲と能力がある原則60歳以上の高齢者で、シルバー人材センターの趣旨に賛同する方であればだれでも会員として参加できる。