「2003年度版 お付き合い金額に関するアンケート」調査結果について
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株式会社 日本能率協会総合研究所(代表取締役社長:榮 武男)は、2003年1月~12月におけるお付き合いに関する出費(結婚祝い、出産祝い、お香典、病気見舞い、お供物料、お餞別、新築祝い)の実態を明らかにすることを目的として、2002年に引き続き「2003年度版 お付き合い金額に関するアンケート」を実施しました。本調査から以下のようなことが分かりました。
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【調査結果概要】
◆もっとも実施率が高いお付き合い事項は「お香典」(57.5%)、もっとも低いのは「新築祝い」(13.3%)。
結婚祝いや出産祝いなどのお付き合い事項における贈答の実施率をみ ると、もっとも高いのは「お香典」(57.5%)であった。 次いで「出産祝い」(41.1%)、「病気見舞い」(25.4%)の順。一方でもっとも低いのは「新築祝い」(13.3%)であった。
◆平均出費金額がもっとも高いお付き合い事項は「結婚祝い(披露宴に出席した場合)」で34,070円。
お付き合い事項別に1回当たりの出費金額をみると、平均金額がもっとも高いのは「結婚祝い(披露宴に出席した場合)」で34,070円、もっとも低いのは「お餞別」で7,186円であった。
◆現金を贈る際の金額決定重視点は『世間相場』と『つきあいの度合い』。
お付き合い事項において現金を贈る際の金額決定要因をみると、「結 婚祝い(披露宴に出席した場合)」や「お香典」については『世間相場』、「結婚祝い(披露宴に出席しない場合)」や「出産祝い」、「病気見舞い」などについては『つきあいの度合い』がそれぞれ重視されている。
◆お付き合い費用の捻出方法は「毎月の家計」。
お付き合い事項に関する出費の捻出方法としては、「毎月の家計」が全体の約半数でトップ。次いで「預貯金」、「自分の小遣い」の順となった。
◆お付き合い費は全体の7割以上が「負担」と感じている。
お付き合い事項での出費の負担感を聞いたところ、「負担」(「かなり負担」+「やや負担」)と感じている人は7割以上にも上った。
◆今後のお付き合い費は全体の5割以上が「減らしたい」。
「減らしたい」(「大幅に減らしたい」+「多少減らしたい」)と考えている人は全体の5割以上となった。一方で「今のままでよい」と考える人も4割以上という結果になった。
◆「お返し」の実施率がもっとも高いのは『結婚祝い』、低いのは『お餞別』。
いただいたお祝いなどへの「お返し」を、「必ずする」と回答した人 がもっとも多かったのは『結婚祝い』、逆にもっとも低いのは『お餞別』であった。なお『お餞別』については「いただいた相手に応じてする」との回答がもっとも多く、また他の事項と比較してももっとも 多くなっている。
◆「お返し」金額の目安は「いただいた金額の半額程度」。
「お返し」をする際の目安は、いずれの事項においても「いただいた 金額の半額程度」がもっとも多い。
本調査報告書のサマリーは、下記PDFファイルをご覧ください。
http://jmargate.jmar.co.jp/MDB/report/20030804_3.html
【調査概要】
調査実施期間 : 株式会社日本能率協会総合研究所
マーケティング・データ・バンク
調査方法 : 小社保有の「MDBネットサーベイ」利用によるインターネットリサーチ
調査対象者 : 全国の20歳以上の男女
有効回答数 : 3,093名
調査実施期間 : 2003年6月19日~7月2日
【本件についてのお問い合わせ先】
株式会社日本能率協会総合研究所 マーケティング・データ・バンク
(担当)大木・堀口
mail:mdb-net@jmar.co.jp TEL:03-3434-4603