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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

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2007'08.18.Sat

                           2003年12月9日
報道関係者各位
                          イーソル株式会社

  eBinderのシミュレーション環境 「eB-SIM」が大幅に機能アップ
 ~ ターゲットボードレスでGUI、ネットワークアプリケーション開発が
  可能に~
 ~ 高速な命令セットシミュレータと各種デバイスシミュレータの
  ユニークな組み合わせの開発環境~


イーソル株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:澤田勉)は、
eBinderのシミュレーション環境「eB-SIM」を大幅に機能アップし、リリース
したことを発表します。同時に、ユーザが独自にシミュレーションデバイス
を追加できる「eB-SIM SDK」をあわせてリリースしました。

「eB-SIM」は、高速な命令セットシミュレータコアと、タイマ、割込みコン
トローラ等のデバイスシミュレーション環境から構成されており、実ターゲ
ットと同じようにリアルタイムOSが完全に動作した環境でドライバやアプリ
ケーションの開発が可能でしたが、今回の機能アップで、組込みアプリケー
ション開発に必要となるシミュレーションデバイスが追加されました。

これにより、ターゲットボードがない環境でeBinderの全てのツール・機能を
使い、LCD/タッチパネルを使ったGUIアプリケーション、BSDソケットを使っ
たネットワークアプリケーション、汎用I/Oポートを使ったアプリケーション
等の開発が行えます。命令セットシミュレータであるため、実ターゲットで
使用するクロスコンパイラでコンパイルしたバイナリを実行でき、またCPUコ
アのみならず割込みを含めてシミュレーションしているため、実ターゲット
を使用した開発と同様、実際のシステムの挙動を考慮した検証が可能です。

さらに、オプションの「eB-SIM SDK」を使うことで、ユーザが独自にシミュ
レーションデバイスを追加することもできるようになりました。

本製品は、ハードウェア完成前のデバイスドライバおよびアプリケーション
の先行開発時、ハードウェア完成後のソフトとハードの問題の切り分けのた
めの検証時等に最適です。また、大規模アプリケーション開発時に多人数で
開発が行われる場合、人数分のターゲットボードやICE等の購入が必要になり
ますが、「eB-SIM」を使うことでそれらにかかるコストが削減できます。
本製品は、ARMとSHに対応しています。

イーソル株式会社 エンベデッドプロダクツ事業部
 取締役事業部長 上山伸幸 のコメント
「「eB-SIM」は、PC一台でデバイスドライバやアプリケーションの開発がで
き、マルチプログラミングやリアルタイムデバッグなど、リアルタイムOS特
有の問題を解決できるeBinderの全てのツール・機能を使うことができます。
このため、ハードとソフトの並行開発による開発期間の短縮、ターゲットボ
ードやICE等のハードウェア購入などにかかるコストの削減が可能になりま
す。さらに、オプションの「eB-SIM SDK」を使うことで、ユーザのあらゆる
シミュレーション要求にお応えできる、柔軟で優れた開発環境です。」

■補足資料

(1) eBinder について

eBinderは、RTOSベースのシステム向け開発スイートです。RTOSベース・プラ
ットフォームと開発ツール群が合わせて提供されます。システム構築及び管
理に威力を発揮するコンフィギュレーション及びビルド機能、最大8個までの
タスクを全システムを停止することなく同時にデバッグできるマルチコンテ
キストデバッグ機能、カーネルはもちろん、ソフトウェア部品の状態遷移や
プログラム実行時の状態を参照できるシステムデバッグツール、そしてター
ゲットのファイルシステム操作やマルチコンテキストの実行制御、任意の関
数実行などのスクリプトをサポートする、強力なシェルを提供しています。
また、他のリアルタイムシステム開発ツールと異なり、これらの機能はター
ゲットシステムを停止させることなく利用できます。特にアプリケーション
開発時においては、カーネルやドライバタスクは停止させずに特定のアプリ
ケーションタスク(群)の検証を行う事ができ、対象となるアプリケーショ
ンタスクのみに注力できます。これにより、従来アプリケーションタスクを
ブレークさせると割り込みもドライバも停止してしまい、実システム動作と
異なってしまうという問題や、アプリケーションタスクの検証に下層ソフト
の知識が要求されると言った問題を解決し、高品質なソフトウェア開発の検
証コストを削減します。特に、PackageBuilder(パッケージビルダ)は、MW
ベンダ、あるいはユーザが自由にソフト部品パッケージを作成・追加できる
機能を提供し、ユーザのソフト部品管理のプラットフォームを提供していま
す。

▽『eBinder』詳細:http://www.ebinder.jp/

(2)イーソル株式会社について

イーソル株式会社は1975年の創業以来、「コンピュータエンジニアリングを
通じて社会に貢献する」、という理念のもと、組込みソフトウェア業界、及
び流通・物流業界で実績を重ねてきました。お客様の満足を第一に、開発、
販売からサポートまで一貫したサービス、トータルソリューションを提供し
ます。
取り扱っている組込みソフトウェア製品には、「eBinder」のほか、
μITRON4.0準拠「PrKERNELv4」をはじめ、各種ミドルウェア製品のラインナ
ップがあります。

* eBinder, PrKERNEL, PrFILE, PrCONNECT, PrUSBはイーソル株式会社の登録
商標です。
* TRON は "The Real-time Operating system Nucleus" の略称です。
* ITRON は "Industrial TRON" の略称です。
* μITRON は "Micro Industrial TRON" の略称です。
* TRON, ITRON, T-Engine, T-Kernel はコンピュータの仕様に対する名称で
あり、特定の商品ないしは商品群を指すものではありません。
* 記載された社名および製品名は各社の商標または登録商標です。

■お問い合わせ先
イーソル株式会社
エンベデッドプロダクツ事業部
営業部 マーケティンググループ 村上
Tel : 03-5302-1360 / Fax : 03-5302-1361
e-mail : ep-inq@esol.co.jp
URL : http://www.esol.co.jp/embedded/

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