「2004年度版 お付き合い金額に関するアンケート(季節編Ⅰ)」調査
2004年6月
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株式会社 日本能率協会総合研究所(代表取締役社長:榮 武男)は、
お付き合いに関する出費の実態を明らかにすることを目的として
「2004年度版お付き合い金額に関するアンケート(季節編Ⅰ)」を実施しました。
当調査では、2003年6月~2004年5月における「卒業・卒園」、「入学・入園」、「就
職」、「桃の節句」、
「端午の節句」の5項目について、お祝い金額・内容、出費方法などを調査し、以下
のようなことが分かりました。
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1.「入学・入園祝い」(31.0%)がもっとも実施率が高く、「桃の節句のお祝い」(6.0%)がもっとも低い。
5つのお付き合い項目における贈答実施率をみると、もっとも高いのは「入学・入園祝い」(31.0%)であった。次いで「卒業・卒園祝い」(18.8%)、「就職祝い」(7.1%)、「端午の節句のお祝い」(6.0%)の順。もっとも低いのは僅差で「桃の節句のお祝い」(6.0%)であった。
2.「甥・姪」にお祝いを贈った人は、それぞれのお付き合い項目で2割以上を占める。
過去1年間にお祝いを送った人のうち、「卒業・卒園祝い」「入学・入園祝い」「就職祝い」「桃の節句のお祝い」で「甥・姪」に贈った人がもっとも多い。「入学・入園祝い」では、約半数の人が「甥・姪」に対して贈っている。
3. 現金は「卒業・卒園祝い」「入学・入園祝い」「就職祝い」でもっとも多く贈られている。
過去1年間にお祝いを送った人のうち、現金を「卒業・卒園祝い」「入学・入園祝い」「就職祝い」で贈った人は半数程度であった。「端午の節句のお祝い」「桃の節句のお祝い」ではおもちゃを贈った人がもっとも多く、次いで現金となっている。
4.「お返し」の実施は、「いただいた相手に応じてする」がもっとも多い。
お付き合い事項において現金を贈る際の金額決定要因をみると、いずれの項目でも「つきあいの度合い」が最も重視されている。『卒業・卒園祝い』や『入園・入学祝い』、『就職祝い』では次いで「世間相場」が重視され、『桃の節句のお祝い』や『端午の節句のお祝い』では「続き柄」が「つきあいの度合い」に次いで重視されている。
5.「いただいた相手に応じてする」、「お返し」の実施。
お祝いをもらったことのある人の「お返し」の実施は、全ての項目で「いただいた相手に応じてする」と回答した人がもっとも多かった。
また、「必ずする」と答えた人が最も多かったのは『入学・入園祝い』(23.4%)、逆にもっとも低いのは『桃の節句のお祝い』(13.3%)、と『端午の節句のお祝い』(13.3%)、であった。
6.「いただいた金額の半額程度」が「お返し」金額の目安。
「お返し」をする際の金額の目安は、いずれの事項においても約半数の人が「いただいた金額の半額程度」と答えており、もっとも多い。
<調査概要>
調査実施機関 : 株式会社日本能率協会総合研究所 マーケティング・データ・バンク
調査方法 : 小社「MDBネットサーベイ」利用によるインターネットリサーチ
調査エリア : 全国
調査対象者 : 13才以上の男女
有効回答数 : 8,105 名(有効回答数)
調査実施期間 : 2004年5月20日~5月31日
<本件についてのお問い合わせ先>
株式会社日本能率協会総合研究所 マーケティング・データ・バンク
市場調査室(担当)大木・堀口
mail:mdb-net@jmar.co.jp TEL:03-6212-9125
<関連URL>
http://www.mdb-net.com/report/report10.html