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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2025'02.06.Thu
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2007'08.05.Sun
ウインドリバー株式会社

【報道用資料】

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ウインドリバー、Linux対応の統合開発環境
Wind River Workbench 2.0を正式出荷開始
===================================

DSO(Device Software Optimization)-スマートデバイス搭載ソフトウェア
の最適化-をワールドワイドに提供するリーディングカンパニーである
ウインドリバー株式会社 (本社:渋谷区広尾、代表取締役社長:
藤吉 実知和、米国本社:アラメダ、ナスダック上場:WIND、
以下ウインドリバー)は、組み込みLinuxに対応した、
次世代統合開発環境Wind River Workbench 2.0を本日
正式出荷開始したことを発表します。

Wind River Workbench 2.0は、世界で幅広く採用されている
ウインドリバーのリアルタイムOS、VxWorks 用の統合開発環境である
Tornado および、そのオプションツール群で提供している技術をもとに、
現在オープンスタンダードとなりつつあるEclipseフレームワークへの
プラグインとして設計されています。 
本日出荷を開始した Wind River Workbench 2.0は、LinuxをOSとして
機器開発を行う開発者向けにデザインされており、MPC82xxシリーズ
のプロセッサをターゲットにしております。今後、順次対応プロセッサを
拡張していく予定です。 また、2004年中には、VxWorksへの対応も
予定されており、マルチOS環境での機器開発を容易にし、広範に
渡る複数の開発プロジェクトで、共同作業を可能にし、より効率の
高い開発を行うことができ、スマートデバイス搭載ソフトウェアの
最適化を支援します。

Wind River Workbench を採用することにより、機器に搭載される
デバイスソフトウェアを開発する企業には次のような利点があります。

-ひとつの統合開発環境で、数多くの開発プロジェクトに対応
-OSに関係なく開発プロセスを標準化することが可能
-ハードウェアの立ち上げから、デバイスドライバおよび
 BSP(ボードサポートパッケージ)の開発、
デバイス・アプリケーション ソフトウェアの開発工程を
一貫してサポートすることが可能

Wind River Workbench の主な特長を下記に示します。

-マルチ環境を総合的にサポートするフレームワークを提供
   *マルチCPU、マルチプロセス、マルチスレッドなどを
同時にデバッグ可能
-様々なLinux ディストリビューションを使用した開発をサポート
-Linux カーネルのソースコード解析、コード変更による影響を
容易に把握
-イーサネットによるターゲットとのコネクション、
JTAGインターフェイス経由のデバッグをサポート予定
-従来ウインドリバーが提供してきた統合開発環境や様々な
開発ツール群の技術をEclipseのオープンフレームワーク上に展開、
サードパーティ製のツール群との統合や連携が可能となり、
開発者が最適な開発環境を構築可能

ウインドリバーのチーフマーケティングオフィサーである
デイブ・フレイザーは以下のように語っています。
「企業は、複数のプロジェクト、複数のターゲットプラットフォーム、
複数のホスト、複数のアーキテクチャ、そして複数の言語をサポートする
開発環境を求めています。また開発プロセスのどの場面においても
同じ開発環境を利用することも、企業が効率のよい開発を実現するため
には、求められる要件です。Wind River Workbenchは、包括的な
デバイスソフトウェア開発戦略の基盤となるもので、顧客が低価格で、
よりよく、速く、なおかつ信頼性の高いソフトウェアを開発し、
稼動させることを実現します。」

今回の発表を受け、ウインドリバー米国本社とレッドハット社では、
共同Webセミナー(Webcast)を開催する予定です。
(日時:6月30日、太平洋時間午前8時、午後1時 言語:英語)。
URL: http://www.windriver.com/linuxwebcast

また日本国内では7月7日から東京ビッグサイトにて開催される
ESEC(組み込みシステム開発技術展)に出展するアイティアクセス
ブースにてデモ展示を行うほか、来月フリースケール・セミコンダクタ社
と共同でセミナーを開催するなど、製品のプロモーションも積極的に
行ってまいります。

なお、今回の出荷開始にあたり、各社よりこのようなコメントを
頂戴しております(会社名50音順)。

OSDLジャパン
ラボディレクタ 高澤 真治 様
「Wind River Workbench 2.0 for Linuxの、国内出荷を歓迎いたします。
ウインドリバー社の提供する、Linux対応統合開発環境が、
日本国内における組み込みLinuxビジネスを更に加速させることを
期待します。」

東芝テック株式会社
画像情報通信カンパニー
統括技師長 井沢 孝次 様
「Wind River Workbench 2.0の出荷開始を歓迎いたします。
ソフトウェア開発が年を追うごとに複雑になる中、開発作業を効率化し、
いかに早く市場へ競争力のある製品を投入するかが喫緊の課題と
なっています。
今回リリースされた Wind River Workbench 2.0 により、
ソフトウェア開発環境の共通化や、一層の開発効率向上が
可能となることを期待しています。」

日本電気株式会社
ブロードバンドネットワーク事業本部長
五十川 洋一 様
「Wind River Workbench 2.0の正式出荷を歓迎いたします。
当社は、従来よりウインドリバーのオペレーティングシステムを
活用し、数多くの製品を世の中に送り出してまいりました。
このたびの、Linuxにも対応する製品の出荷に期待しております。
早急に、その機能や操作性、生産性について確認をしたいと
思っております。」

ハーモニックインク
コンバージェントシステム部
R&D担当バイスプレジデント
イラン・ケプテン様
「Wind River Workbenchによるデバイスソフトウェア開発プロセスは、
開発コストの削減やプロダクトの品質向上の両方を実現させて
くれました。
Wind River Workbenchは、リモートサイトの開発プロセスも統合化し、
開発者の生産性を高めてくれました。開発のサイクルも4-6ヶ月に
短縮されました。」

株式会社 富士通研究所
ITコア研究所 ITアーキテクチャ研究部長
兼 東京大学客員教授 工学博士
木村 康則 様
「Wind River Workbench 2.0の、国内出荷を歓迎いたします。
ウインドリバー社の提供する、Linuxにも対応するIDEの出荷は、
さらに日本国内における組み込みLinuxビジネスをも加速させる
ことでしょう。富士通研究所は、今後もウインドリバー社の
Wind River Workbench 2.0による組み込みLinuxソリューションを
支援してまいります。」

フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社
ネットワーキング&コンピューティング・システム グループ
ゼネラルマネージャ 伊南 恒志 様
「Wind River Workbench 2.0の国内出荷を歓迎いたします。
ウインドリバー社の提供する、Linuxにも対応するIDEの出荷は、
日本国内における組み込みLinuxビジネスをさらに加速させる
起爆剤となることでしょう。フリースケール・セミコンダクタは、
その主力製品であるPowerPCプロセッサ並びに
PowerQUICCプロセッサと、ウインドリバー社の
Wind River Workbench 2.0により、組み込みLinuxソリューションを
さらに推進すべく、今後もウインドリバーを支援してまいります。」

レッドハット株式会社
代表取締役 松浦 徹 様
「ウインドリバーの、最新IDEの日本国内での発売を歓迎いたします。
レッドハットはウインドリバー社とパートナー契約を締結しており、
弊社の主力製品であるRed Hat Enterprise Linux をベースに
共同開発中のRed Hat Embedded Linuxは、ウインドリバー社が
年内にリリース予定のLinux ベースのプラットフォーム製品の
中核を担います。今回発表された新製品の市場投入は、
弊社にとりましてもビジネスの拡大につながるものであり、
非常に望ましいことであります。」

◆Eclipse について
Eclipseは、開発ツールをインテグレーションするのための
ユニバーサルプラットフォームであり、ロイヤリティーフリーで、
オープンソースの技術をベースにしたエコシステムで提供
されています。Eclipseベースのツールは、開発者に
マルチ言語、マルチプラットフォーム、マルチベンダーの
自由な選択を与えます。Eclipseは、使いやすく、
インテグレーションしやすいようプラグインベースの
フレームワークで提供され、開発時間とコストを削減します。
コアとなるインテグレーション技術の共有とメンバー各社の
協業により、ツール開発者は、それぞれの得意分野や
新技術の開発にリソースを集中することができます。
Eclipseプラットフォームは、Java(TM)言語で書かれており、
強力なプラグインツール開発キットとサンプル集が提供
されています。すでに様々な開発用ワークステーションで
採用実績があり、Linux、MacOS、Windows版などがあります。
Eclipseコミュニティの詳細およびホワイトペーパーは、
以下のサイトより入手可能です。
http://www.eclipse.org

◆Wind River および ウインドリバー株式会社について
ウインドリバー (www.windriver.com、Nasdaq: WIND)は、
スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO)をワールドワイド
に提供するリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、企業が、
スマートデバイスに搭載するソフトウェアをより高い品質、信頼性の
さらなる向上をリーズナブルなコストで開発することを可能にし、
早期にマーケットへ投入することを支援します。
Wind River Platformは、コアとなるOSに、それぞれの市場に
特化したミドルウェアをインテグレーションし、豊富な開発ツール群
やサービスの要素とともにパッケージとして提供しています。
ウインドリバー製品および、開発受託やコンサルティングなどを
提供するプロフェッショナル・サービスは、デジタルコンシューマ機器、
ネットワーク機器、自動車、FA、および航空宇宙/防衛を含む複数の
市場で利用されています。
ウインドリバーは、お客さまが市場で優位に立つ製品を
最も効果的に開発できるように、テクノロジーと専門知識と
経験を高度に統合して提供することができる企業です。
ウインドリバーは、世界中のお客さまが最も信頼性が高い
製品を迅速に市場にお届けするのを支援しています。
設立は1981年、カリフォルニア州アラメダ(Alameda)に
本社を置き、世界16カ国で事業を展開しており、
国内ではウインドリバー株式会社より最新の製品/サービスを
提供しています。

※Wind River Systems、Wind River Systems ロゴ、
VxWorksは、Wind River Systems, Inc. の登録商標または商標です。
他のすべての名前は、各社の商標、登録商標またはサービスマークです。

=====================================================
<お問合わせ先>

ウインドリバー株式会社
〒150-0012東京都渋谷区広尾1-1-39 
恵比寿プライムスクェアタワー
セールス&マーケティング本部 マーケティングコミュニケーション部 
TEL:03-5778-6001 携帯電話:080-1152-3401 
E-mail:press-jp@windriver.com
担当:加藤 恭子
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