クボタ、中国・蘇州市の工場が完成し歩行形田植機の生産・販売を開始
中国で歩行形田植機の生産・販売を開始
当社の中国現地法人子会社でコンバインを製造・販売する久保田農業機械(蘇州)有限公司(以下、KAMS)が、拡大する中国の自脱型コンバイン市場に対応するために建設を進めておりました新工場がこのほど完成いたしました。現在、量産体制の整備を進めていますが、新たに中国向け歩行形田植機の製造・販売を開始しますのでお知らせいたします。
記
1.歩行形田植機の市場投入について
(1)市場投入に至る背景
○中国の田植機市場は、政府による農業機械化促進策により機械化率が2005年で約8%に増加しています。2011年にはこれを20%強に引き上げることが目標とされており、今後急速に需要が拡大することが見込まれます。
○当社は、昨年、現地でサンプル機をテスト販売し市場調査を行なっておりましたが、田植機市場の急速な拡大を見据え、量産体制を整えたKAMSを拠点として現地生産・販売を行なうこととしました。
(2)新たに生産・販売する歩行形田植機の概要
○機 種:歩行形田植機(4条)
○特 徴:中国市場向けに機能をシンプルにし、軽量・コンパクト化と耐久性を向上させています。
○価 格:1.98万元/台(約30万円)
○発売時期:2007年1月
○販売台数:4000台/年(07年目標)
*以下、新工場の概要は添付資料をご参照ください。