JCB、マレーシアの大手カード会社と加盟店業務でライセンス契約を締結
JCB、マレーシア大手カード会社MBF Cardsと提携し、
加盟店業務におけるライセンス契約を締結
~ マレーシアにおけるJCBカードの使い勝手大幅向上 ~
日本発唯一の国際クレジットカードブランド運営主体である株式会社ジェーシービー(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:信原啓也、以下:JCB)の海外業務を行う子会社、株式会社ジェーシービー・インターナショナル(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉澤邦夫、以下:JCBI)は、マレーシアで最大加盟店網を保有する大手カード会社MBF Cards (M’sia) Sdn Bhd(本社:クアラルンプール、以下: MBFCards)と提携し、加盟店業務におけるライセンス契約を締結、2007年1月より同国におけるJCBカード取り扱い加盟店獲得および売上処理を含む加盟店業務を開始いたします。
近年、マレーシア政府は、外国からの観光客誘致を積極的に進めており、日本からマレーシアへの渡航者数は、2004年の約30万人から、2005年には約34万人(前年比12.8%増)へと、年々増加傾向にあります。(出典:国際観光振興機構) 特に、マレーシア独立50周年を迎える2007年は、「マレーシア観光年2007(Visit Malaysia Year 2007)」とし、50の様々な観光イベントが予定されていることから、さらに多くの観光客が見込まれております。
MBF Cardsは、マレーシアにて1987年に設立された大手カード会社で、海外からの観光客に人気のホテルや飲食店、ショッピングセンター、土産物店など、同国最大の加盟店ネットワーク、約2万6千店を保有しています。
JCBおよびJCBIは、マレーシアにおいて、1985年以降、HSBC、Maybank、CIMBBank、Public Bankの4社と提携とし、同国のJCB加盟店網の拡充とサービスの向上に取り組んでまいりました。
このたびの提携は、近年の日本からマレーシアへの渡航者の伸びに加え、2005年にJCBカードの現地発行を開始しバーレーンなどの中東地域から同国への渡航者も増えているという背景から、さらなる加盟店網の強化を目指すJCB及びJCBIと、マーケットシェアのさらなる拡大を目指すMBFCards、両社の意向が一致し実現したものです。
本提携では、まず業務開始後1年以内に、MBFCardsが保有する加盟店のうち約1万店でJCBカードの利用が可能となる予定で、その後も順次、同社が保有する加盟店へJCBカードを開放してまいります。
これにより、マレーシアでのJCBカード取り扱い加盟店数は倍増するとともに、観光客に人気の高い分野の加盟店網の拡充が一層進むことから、JCBカードの使い勝手が大きく向上することとなります。
JCBおよびJCBIは、今後も国際クレジットカードブランド運営主体として、海外加盟店網の拡充に積極的に取り組んでまいります。
以上