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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2025'02.13.Thu
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2007'07.03.Tue

アジレント、広帯域オシロスコープによる位相雑音測定システムなど発売

アジレントが広帯域オシロスコープによる位相雑音測定システム、
およびノイズ解析機能を強化するオプションと、
40Gb/s対応の測定を実現する光レシーバを発表

(1)クロックおよびデータ信号における位相雑音・スペクトラム解析に対応
(2)ノイズ解析機能を強化し、相対光雑音測定にも対応
(3)40Gb/s対応の光レシーバも投入し、40Gb/sの正確なアイ測定にも対応

 アジレント・テクノロジー株式会社(社長:海老原稔、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、自社のサンプリング・オシロスコープ「Agilent 86100C DCA-J広帯域オシロスコープ」用として、(1)新開発のクロック・リカバリ・モジュールと専用ソフトウェアを組みあせて、位相雑音・スペクトラム解析を行なえるシステム、(2)正確なノイズ解析や相対光雑音(RIN)(*1)測定を実現するオプション・ソフトウェア、(3)40Gb/s(ギガビット/秒)の超高速光伝送システムにおける正確な光アイ測定を行なうことができる光レシーバを発表、2月1日より販売を開始します。出荷開始は2007年4月を予定しています。

 「Agilent 86100C DCA-J広帯域オシロスコープ」は、ディジタル・コミュニケーション・アナライザ(DCA)機能、タイムドメイン・リフレクトメータ(TDR)機能、オシロスコープの機能のほか、光および電気信号におけるジッタ(信号の時間方向の揺らぎ)測定機能を合わせた4つの機能を1台に集約したサンプリング・オシロスコープです。簡単で正確なジッタ解析を行なえるオシロスコープとして、2003年の発表以来、高い評価を得ています。

 今回発表の「Agilent 83496Bクロック・リカバリ・モジュールおよび位相雑音測定ソフトウェア」は、50Mb/s(メガビット/秒)から13.5Gb/sまでに対応するクロック・リカバリに内蔵された広帯域位相検波器を活用することで、データ信号およびクロック信号の位相雑音およびスペクトラム・ジッタ解析を行なうものです。ワンボタンで正確なジッタ解析ができる「Agilent 86100C」により、周波数ドメインでジッタを表現する位相雑音測定を合わせて行なうことで、ジッタの要因となる問題解析を効率よく行なうことができます。

 また、「Agilent 86100C オプション300振幅/ノイズ解析およびRIN測定機能」は、「Agilent 86100C DCA-J」上で正確なインターフェアレンスおよびノイズ解析を行なえるようにするオプション・ソフトウェアです。従来は時間方向のジッタ解析だけであったので、この機能を使うことで、時間方向と振幅方向の両面からアイを閉じる劣化要因の特定ならびに、BER(ビット誤り率)特性の推定を効率よく行なうことができるようになります。また、「Agilent 86100C DCA-J」に光測定モジュールを搭載し、今回発表のオプションを利用することで、レーザ光源のRIN測定を効率よく行なうことができるようになります。

 同じく今回発表の「Agilent 86116C 超広帯域・光/電気測定モジュール」は、「Agilent 86100C DCA-J」に搭載するモジュールです。このモジュールを使うことで、近年、急ピッチで実用化が進んでいる40Gb/sを超える超高速光伝送システムにおいて、正確なアイ測定が可能となります。

 アジレント・テクノロジーでは、今回発表の「Aglent 86100Cオプション300」のRIN測定機能を、1月24日(水)から26日(金)まで東京ビックサイトで開催される光技術に関する展示会「第7回ファイバーオプティクスEXPO(FOE2007)」の自社ブースに展示します。

■「Agilent 83496Bおよび位相雑音測定ソフトウェア」新製品紹介
 ※ 別紙参照

■「Agilent 86100C オプション300」新製品紹介
 ※ 別紙参照

■「Agilent 86116C 超広帯域・光/電気測定モジュール」新製品紹介
 ※ 別紙参照


■販売方針
*目標市場:PCI Express 2など2Gb/sを超える高速ディジタル通信や10Gb/sさらに40Gb/sの超高速光通信システムやそれらに搭載される光トランシーバ等の研究開発、検査向け
*販売価格(発表日時点での参考価格です):
 Agilent 86100C オプション300    約33万5000円
    (推奨する標準的な構成で新たに購入する場合、約466万8000円)
 Agilent 83496B              約292万円から
 Agilent 86116C              約812万4000円
*販売開始日: 2007年2月1日
*出荷開始時期: 2007年4月予定

■お客様からのお問い合わせ先:
 計測お客様窓口 電話:0120-421-345

■アジレント・テクノロジーについて
 アジレント・テクノロジー(NYSE:A)は、コミュニケーション、エレクトロニクス、ライフサイエンス、化学分析市場における世界のプレミア・メジャメント・カンパニーであり、またテクノロジー・リーダーでもあります。19000名の従業員を擁し、110カ国以上でビジネスを展開しています。アジレントは、2006年度、50億ドルの売上高を達成しました。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。
 http://www.agilent.co.jp


(*1)相対光雑音(RIN):
 レーザの自然放出光によるランダムノイズの影響を示す指標で、光伝送システムのパワーバジェット(余裕度)を制限するため重要な測定項目のひとつ。「Agilent 86100C」におけるRIN測定値は、“1”レベルの光パワーもしくはOMAに相対する値として、雑音測定帯域幅の1Hzに正規化して表示する。IEEE802.3aeなどの規格で推奨される方法によるRIN値が直接求められる。

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