三菱電機、名古屋製作所内に「メカトロ開発センター」を建設
産業メカトロニクス製品の開発体制を強化
三菱電機「メカトロ開発センター」建設のお知らせ
三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、放電加工機やレーザ加工機をはじめとする産業メカトロニクス製品の開発拠点として「メカトロ開発センター」を名古屋製作所内に新たに建設します。稼働は2008年5月を予定しています。
これにより、顧客のニーズに適合した産業メカトロニクス製品の開発体制を強化し、新製品開発や新加工技術の確立を加速します。
【 建設の背景・狙い 】
自動車やIT関連などの製造業では、それぞれの企業の強みを生かした特長のある製品の開発や生産効率の向上に日々努力が重ねられており、部品や金型の加工に用いる放電加工機やレーザ加工機などの産業メカトロニクス製品にも、超微細・高精度なナノメートル加工への対応や、高速化、新加工技術創出など、さまざまな要望が寄せられています。
当社は今回、各製造業の課題に応じたきめ細やかなソリューションを提供していくために、産業メカトロニクス製品の開発・製造・サービスを担う名古屋製作所に「メカトロ開発センター」を建設することにしました。
これまで名古屋製作所内に分散していた産業メカトロニクス関連の技術部門と、アプリケーション・ソフトウエアや周辺装置開発を担当するグループ会社を、すべて1カ所に集結することにより、開発体制を強化し、新製品開発や新加工技術確立の加速を図ります。
【 メカトロ開発センターの役割 】
(1)超微細・高精度なナノメートル加工に対応した先端加工技術の確立
(2)開発評価ラボスペースの拡大と、関連技術部門の集結・連携による開発効率化・期間短縮
(3)顧客との共同開発環境整備による新用途・新市場対応製品の創出
【 メカトロ開発センターの概要 】
場 所:名古屋市東区矢田南五丁目1番14号
(三菱電機株式会社 名古屋製作所敷地内)
建築面積:4,000m2(延床面積 11,000m2)
建物構造:鉄骨造、地上3階建
利用計画:2階、3階:設計開発エリア
1階:開発ラボエリア(精密・高精度加工対応、セキュリティー環境配備)
着 工:2007年5月
竣 工:2008年3月(2008年5月稼働予定)
投資総額:約40億円
◆お客様からのお問い合わせ先
三菱電機株式会社
産業メカトロニクス事業部 産業メカトロニクス計画部
〒100-8310 東京都千代田区丸の内二丁目7番3号
TEL 03-3218-6540 FAX 03-3218-6822