デジタルアーツ、企業向け電子メールフィルタリング製品「m-FILTER」を発売
デジタルアーツ、電子メールフィルタリング新製品
「m-FILTER」を2007年2月28日より発売開始
送受信制御、全文保存・検索、スパムメール対策を揃えた
内部統制時代の、企業のメール管理に欠かせないソリューションを新たに提供。
■発表の概要
フィルタリングソフトメーカーのデジタルアーツ株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:道具 登志夫、証券コード2326、以下デジタルアーツ)は、自社が保有する情報選別技術を応用し、企業向けの電子メールフィルタリング製品「m-FILTER」(読み:エムフィルター)の発売を2007年2月28日(水)より開始します。
■製品概要
情報漏洩にまつわる事故やトラブルの多発、日本版SOX法施行への対応を控え、企業における社内の情報管理体制がより厳格に求められている今、電子メールのセキュリティ対策は、ますます重要視されています。
「m-FILTER」は、企業のコミュニケーションツールとして欠かせない電子メールについて、情報漏洩対策としての「送受信制御」と、内部統制のために必要な「全文保存と検索」、そして、より効率良い運用に欠かせない「スパムメール対策」といった必須機能を搭載した製品です。それぞれの機能を総合的に管理できるため、導入における負荷を軽減できるばかりでなく、企業の電子メールにおける課題をトータルに管理し、解決できるようになりました。
企業がセキュリティ強化に取り組む際には、社内啓蒙を通じた継続的なセキュリティレベル向上を目指す体制作りが欠かせません。「m-FILTER」には、組織のセキュリティポリシーに応じてメールの送受信を制御する機能が搭載されています。
また、メールを全文保存できるばかりでなく、保存したメールを必要に応じて効率的に検索できるため、トラブルが発生した際には、原因を迅速に特定できるなど、企業のセキュリティ強化に大きく貢献できるよう設計されています。そして、送受信したデータの改竄が生じた場合、その改竄を検知する機能も搭載されていることから、内部統制のための体制作りに有効にご活用いただけます。
さらに、増え続けるスパムメール対策への要望は、デジタルアーツの調査でも非常に重要視されていることが明らかです。最近は、英語や中国語のスパムメールに加え日本語のスパムメールも増加していることから、巧妙な手口を駆使して日々送信されるスパムメールについては、多くの企業が「課題である」と回答しており、特に日本語対応のクオリティの高い製品については、開発を期待されていた状況です。
デジタルアーツは、ユーザーのニーズを満たすばかりでなく、情報・システム管理者にとっての使いやすさ(特にGUI)と、提供する機能のクオリティの高さを追及して製品作りをしています。そのようにして生まれた「m-FILTER」は、Webフィルタリングソフト「i-FILTER」で培った精度の高い情報選別技術を基盤とした、新しい総合型電子メールソリューションです。
※添付資料を参照
■「m-FILTER」の主な特長
「m-FILTER」の主な特長は次のとおりです。詳しくは、http://www.daj.jp/bs/mfbe/をご参照ください。
・送受信制御・全文保存と検索・スパム対策をトータルで提供
・内部統制実現のための、電子メールの全文保存と保全 (改竄検知機能搭載)
・URLデータベースと連動した独自スパムフィルターエンジン
・日本の電子メール文化を熟知した、管理者とユーザーのための設計思想
・「i-FILTER」が実証する高精度なコンテンツフィルタリングテクノロジー
■「m-FILTER」の販売形態および価格について
「m-FILTER」は、当社の販売パートナーを通じて販売します。「送受信制御」と「全文保存と検索」、「スパムメール対策」の3つをトータルでご利用いただける「m-FILTER」に加え、それらの機能を個別にご利用になりたいというお客様には、次のラインナップもご用意しています。各ラインナップは、組み合わせてご利用いただくことも可能です。
●電子メールの送受信制御 「m-FILTER MailFilter」 (エムフィルターメールフィルター)
●電子メールの全文保存と検索 「m-FILTER Archive」 (エムフィルターアーカイブ)
●スパムメール対策 「m-FILTER Anti-Spam」 (エムフィルターアンチスパム)
なお、本製品の価格等の詳細につきましては、2007年2月上旬に当社ホームページおよび当社既存製品ユーザーへのメールマガジン等にてご案内します。
■動作環境
「m-FILTER」は下記環境にて動作します。
for Windows
OS Windows 2000 Server(SP4)、
Windows Server 2003 Enterprise/Standard Edition(SP1,R2)
CPU Pentium 4 2.4GHz以上
メモリ 512MB以上(1GB以上推奨)
HDD 250MB以上の空き容量
■デジタルアーツの今後の製品ロードマップについて
「m-FILTER」は、既に発売している「i-FILTER」と併せてご利用いただける製品として開発しました。また、デジタルアーツの製品開発のロードマップでは、企業のセキュリティ需要にさらにきめ細かくお応えするため、今後、「m-FILTER」と「i-FILTER」のそれぞれのログを一元管理する製品についても開発する予定です。
今回の発表では、Windows版のみのご案内となっていますが、2007年度中にはLinux版※1をご提供できる予定です。ユーザーの皆様に「より便利な、より快適な、より安全な」インターネット環境をさらにご提供できるよう、積極的に取り組んでまいります。
※1 Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における登録商標あるいは商標です。その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
以上