2007'07.03.Tue
未来予想とデータプレイス、ベンチャー企業のリスク管理分野でサービス協力体制構築
未来予想とデータプレイス、ベンチャー企業のリスク管理分野でサービス協力体制構築に合意
~内部統制ASPシステム「Miraiz Miraizβ版」に与信管理機能を追加~
ベンチャー企業に不足するCFO(最高財務責任者)・経営企画室・管理部門の実務支援を通じて企業の未来予想図創造ビジネスを展開する未来予想株式会社(本社:東京都中央区代表者:代表取締役CEO 矢田峰之以下、「未来予想」)と、インターネットを活用して企業情報や財務情報を提供している株式会社データプレイス(本社:東京都港区代表者:代表取締役 藤田幹夫以下、「データプレイス」)は、未来予想がベンチャー企業向けに無料で提供している内部統制ASPシステム「Miraizβ版」に、データプレイスが提供する与信管理サービスを追加することについて合意いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.協力体制の要旨
未来予想は、経営企画・管理部門を対象としたコンサルティングを強みとしており、経営企画・管理部門における人材不足・採用難という問題を抱えるベンチャー企業に対し、事業戦略の立案、利益計画の作成、資本政策の策定、資金調達などのIPOに向けた成長戦略の支援から、内部統制強化支援のコンサルティングまでを展開しております。
一方、データプレイスは、与信管理を行う企業に対して独自のノウハウによる財務分析や与信格付を付加価値として提供しております。
未来予想は「Miraizβ版」を昨年12月にリリースし、利用会員獲得数を今年3月末までに100社、以降1年間で累計1,000社と見込んでおります。一方、データプレイスは「Miraizβ」の会員に対して、今年度400万円の売上を目標としております。
2.協力体制の背景
ベンチャー企業が成長していく過程では、営業上の取引件数を増加させていく必要があります。言い換えれば、成長のためには取引件数を増加させることが必須であると言えます。しかしながら、取引件数の増加がベンチャー企業にとっての新たなリスクを引き起こしているのも事実です。例えば、お客様から発注された製品を数ヶ月間かけて開発し納品する受託開発型ビジネスを主たる事業としている企業は、お客様との取引で発生する売掛金が回収不能になった瞬間に自社の資金繰りが一気に悪化するケースがあります。また、1件あたりの取引額が多く、特定のお客様に売上依存している場合も、連鎖倒産の危険性があります。
万が一の場合に充当できる充分な貸倒引当金を計上しており、かつ資金繰りも安定している企業は別ですが、多くのベンチャー企業では取引件数や取引額に対して十分な貸倒引当金を計上しているとは言いがたく、その上資金繰りも安定しているとは言えないのが実情です。
これまでの「Miraizβ版」の顧客管理機能には、顧客別に与信付与の有無をチェックする機能は付いておりましたが、与信を付与するまでの顧客の財務分析や取引限度目安額が分かる与信格付は、独自にリサーチ会社から情報を収集しなくてはなりませんでした。
そこで今回、未来予想が無料で提供している内部統制ASPシステム「Miraizβ版」にデータプレイスが提供する与信管理サービス(※1)を追加することで、取引先の与信管理を手間をかけずに実施できるようになりました。新規取引先を「Miraizβ版」に登録する際に、与信のチェックを本サービスを活用して実施し、取引の可否判断や取引限度額の設定を行い、内部統制の重要項目であるリスク管理を徹底して参ります。
(※1)与信管理サービスをご利用される場合は、有料になります。
以上
(※会社概要は関連資料を参照)
■Miraizβ版のお申し込み先
当社ホームページ(http://www.miraiz.co.jp/)からお申し込みください。
● 関連リンク
未来予想(株) ホームページ
(株)データプレイス ホームページ
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