マツダ、商用車「マツダファミリアバン」をフルモデルチェンジ
「マツダファミリアバン」をフルモデルチェンジして発売
- 荷室容量を大幅に拡大、荷室や室内の使い勝手をさらに向上、環境性能も改善 -
マツダ(株)は、商用車としての実用性をさらに向上させた新型「マツダファミリアバン」を、本日から全国のマツダ系およびマツダアンフィニ系販売店を通じて発売する。
今回の変更において、「ファミリアバン」の荷室を改良、積載容量を大幅に拡大すると同時に、フラットで低い荷室床面および広いリアゲート開口部を採用することにより、荷物の積み降ろしがより容易な仕様としている。室内には、助手席シートバックにパソコン用の折畳み式テーブル、センターパネル上部にホワイトボード付収納ボックス、センターコンソール後部にはビジネスバック用のトレイ等、室内空間を効率的に使用するための便利装備を多数採用している。また、全車が平成17年排出ガス基準認定であり、そのうち1.2L車および1.5L車がグリーン税制に適合している。
月間販売台数は、「ファミリアバン」シリーズ全体で300台を計画している。
■新型「ファミリアバン」の特長は以下の通り
●大幅に改良された荷室
-積載容量を大幅に拡大
荷室床面長1,952mm(2人乗車時)、ホイールハウス間1,150mmの荷室容量はクラストップレベル。A4サイズコピー用紙箱で約91個の収納が可能。(*1)
(*1)310mmx220mmx245mmサイズの箱を使用して積載個数を算出。積載重量については考慮していない。
-荷物の積み降ろしを容易にする荷室および開口部設計
リアゲート開口長(開口部上端から下端までの長さ)を995mm(旧型比で90mm拡大)、床面地上高を525mm(旧型比で60mm降下)とすることにより、無理のない姿勢での積み降ろし作業が可能。フラットな荷室床面構造も荷役性の向上に寄与。
●使い勝手の良い室内空間
-利用および作業効率を向上させる以下の収納・ユーティリティー装備を採用([ ]内は設置箇所)
助手席シートバックパソコンテーブル(折畳式)、インパネアッパーボックス(ホワイトボード付)、ビジネスバッグトレイ[センターコンソール後部]、運転席カップホルダー(引出式・キャップ置き付)、ショッピングフック[インパネ助手席側]、ペンホルダー[インパネ運転席側]、インパネアッパーボックス[助手席側上部]、ビジネスファイルボックス(車検証収納ボックス付)[助手席側下部]など
●優れた排ガス・燃費性能
-1.2L車および1.5L車が「平成17年排出ガス基準75%低減(☆☆☆☆)」、1.8L車が「平成17年排出ガス基準50%低減(☆☆☆)」に認定
-1.5L車が「平成22年度燃費基準+20%」、1.2Lおよび1.8L車が「平成22年度燃費基準+10%」に適合
-1.2L車および1.5L車が「グリーン税制」による優遇税制の対象
●充実の安全装備
以下を標準装備している。
・運転席SRSエアバッグシステム[全車]
・EBD(電子制御制動力配分システム)+ABS(アンチロックブレーキシステム)+ブレーキアシスト[全車]
・オートライトシステム[VXおよびGX]
・シートベルト(フロントシートプリテンショナー&ロードリミッター機構付)[全車]
■新型「ファミリアバン」の車両本体価格は以下の通り
※ 関連資料参照