松下、4月から家庭用ルームエアコンのリサイクル料金を引き下げ
家庭用ルームエアコンの再商品化料金(リサイクル料金)改定のお知らせ
松下電器産業株式会社は特定家庭用機器再商品化法(以下家電リサイクル法)に基づく特定家庭用機器廃棄物の再商品化等に必要な行為に関する料金(以下、リサイクル料金)を4月1日より改定しますのでお知らせします。
<リサイクル料金改定の内容>
品目 家庭用ルームエアコン
改定料金(税込) 3,150円
現行料金(税込) 3,675円
<リサイクル料金改定の背景>
当社は、2001年4月家電リサイクル法施行以来、再商品化を進めるにあたり適正リサイクル料金を設定して、現在までに対象4品目合計で1,000万台を超える再商品化を実施し、フロン類の回収・破壊等地球環境問題に対応してきました。
適正なリサイクル料金を検討するなかで、ルームエアコンについては133万台の再商品化を行い、再商品化率が2005年度82%に達するなど、回収する資源が最も多い商品であること。加えて回収した資源が昨今の市場の好況を反映し、当社として収支が改善する見通しとなりましたので、家電リサイクル法第20条に基づきルームエアコンのリサイクル料金を改定することにしました。
<当社の取り組み>
当社は法律スタート以来、再商品化率の向上とリサイクルコストの低減の両立を目指し、(1)リサイクル工程の効率化、(2)新たな処理および設備の技術開発、(3)新しい処理及び販売ルートの開発等家電リサイクルの現場と一体となって取り組んできました。その成果をさらに追求すべく取り組んでまいります。
今回のリサイクル料金改定は、お客様にお支払いいただくコストをできるだけ最小化しながら、同時に地球環境とも共存していくことをめざす当社の日々の活動のひとつです。当社は、今後も「人と地球にやさしいモノづくり」をめざしてまいります。