伊藤忠商事、インドの建設機械市場へ本格参入
インドにおける建設機械市場への本格参入について
伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、社長:小林栄三、以下「伊藤忠商事」)とコベルコ建機株式会社(本社:東京都品川区、社長:島田博夫、以下「コベルコ建機」)は、成長著しいインドにおける建設機械市場に参入するために、このほどインド北部のデリー市郊外に、建設機械の販売・サービス行う合弁会社『コベルココンストラクションイクイプメントインディア』を設立し、07年1月より業務を開始しました。
【コベルココンストラクションイクイプメントインディア概要】
社名: コベルココンストラクションイクイプメントインディア
[英文名] KOBELCO CONSTRUCTION EQUIPMENT INDIA PVT.LTD.
本社所在地: インドデリー市郊外(デリー市中心から東へ約20km)
資本金: 390百万円(150百万ルピー)
株主構成: 伊藤忠商事グループ70%、コベルコ建機グループ30%
設立時期: 2006年11月
代表者: 山本雅之(伊藤忠インド会社社長が兼務)
事業内容: 建設機械の販売、サービス
役員構成: 伊藤忠商事3名、コベルコ建機2名
従業員数: 約30名(*2007年3月末予定)
インドにおける建設機械市場は、道路整備や空港・港湾・発電など、急速に進むインフラ投資を背景とした旺盛な需要に支えられて順調に伸びてきており、今後も更なる需要拡大が見込まれています。
急激に市場が伸びている油圧ショベルの需要を取り込む為、コベルコ建機と伊藤忠商事は、インドにおいて建設機械の販売・サービス事業を共同で行うことに合意し、合弁会社『コベルココンストラクションイクイプメントインディア』を設立いたしました。
コベルコ建機と伊藤忠商事は、政治の中心地であるインド北部のデリー市郊外に本社拠点を置き、成長著しい南部にはチェンナイ市に支店を置き、まずはこれら中核2拠点をベースとして、販売代理店網の早期構築を図りながら、現地における販売・サービス体制基盤強化を目指してまいります。
近年、インドでは原油高などを背景に、低燃費で作業性の高い建機のニーズが高まっております。我々は低燃費で作業性の高い、日本の排ガス規制(「特定特殊自動車排出ガス規制法」)に対応したコベルコ建機製の最新モデルの油圧ショベルを、新合弁会社を通じ、インドで「KOBELCO」ブランドにて輸入販売してまいります。
また、更なる事業拡大に向けて、将来の現地生産も視野に入れつつ、今後の需要動向を見極めながら、インドでの合弁事業を通じて、現地でのプレゼンス向上を目指してまいります。
以上