ALSI、情報漏えい対策などに対応したWebフィルタリングソフト「InterSafe」機能強化版を発売
ALSI ブログやSNS、掲示板への不適切な書き込みを規制し
情報漏えい対策や内部統制の整備に対応した
Webフィルタリングソフト「InterSafe」の機能強化版を発売
アルプス システム インテグレーション株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:大喜多 晃、以下ALSI〔アルシー〕)は、市場シェアNo.1(※1)のWebフィルタリングソフト「InterSafe(インターセーフ)」の機能強化版を2007年2月13日より発売いたします。
■製品名:「InterSafe ver 5.0 SP1」
(対象:InterSafe Standard Edition)
■発売開始日:2007年2月13日
■販売目標:初年度25億円
■販売価格:一般価格 207,900円~(税込)
アカデミック価格 123,900円~(税込)
※1年契約/25ユーザーの場合
■販売対象:企業、官公庁、公共施設、教育機関 など
※1:市場シェア出典:
●IDC Japan株式会社「2006年 国内セキュリティソフトウェア市場動向:
セキュアコンテンツ管理、脅威管理製品市場」(J6200105)「国内セキュアコンテンツ管理市場」Webフィルタリング製品部門
●株式会社富士キメラ総研「2006 パッケージソリューションマーケティング便覧」
●株式会社ミック経済研究所「情報セキュリティソリューション市場の現状と将来展望2006」
■市場背景
昨今、企業では、情報漏えい対策や内部統制の体制整備、コンプライアンスの強化などのニーズが急激に高まってきております。これは、2008年に導入が予定されている「日本版SOX(J-SOX)法」への対応に伴い、企業内のセキュリティ対策の強化や、内部からの情報漏えい防止に向けた対策が急務となっているためであり、上場企業に限らず、その関連会社や子会社、業務委託先、非上場の中小規模企業においても、これらの対策は重要視されてきております。
また現在、インターネット上には、個人のブログやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)、掲示板など、コミュニケーションのツールや方法が多様化し、個人が容易に情報発信を行うことができるようになってきております。このようなサイトに、従業員が業務時間中にアクセスや書き込みを行うことが問題になっているケースも増えてきており、管理者が規制をしたいと考えるサイトの幅も広がってきました。
このような市場の動きにより、Webフィルタリングソフトの役割や、ユーザーのニーズが多様化し、単に有害・違法サイトの閲覧を規制するだけにとどまらず、情報漏えいの防止や、ウェブサイト上での書き込みを規制することで、企業のセキュリティ対策をより強固にすることが求められています。
そこでALSIは、Webフィルタリングソフト「InterSafe」の従来の機能に、これらのニーズを反映した機能を追加することにより、情報漏えい対策や内部統制の体制強化にも対応いたします。
■機能強化のポイント
(1)ブログやSNS、掲示板など、ウェブサイトへの「書き込み規制」を強化
従来製品では、データベースに登録されている規制対象URLに対して、「閲覧規制」「書き込み規制」などを選択することができましたが、機能強化版では、データベースに登録されている規制対象URL以外の全てのサイト(※2)に対して「書き込み規制」を設定することができるようになります。(※2: post、putによる規制)
これにより、業務時間中の個人のブログやSNS、掲示板などへの書き込みを防止したり、掲示板への書き込みによる企業内部からの情報漏えいを未然に防ぐことができるようになります。なお、書き込み内容は全てログを記録することができるため、内部統制にも役立てることができます。
(2)検索エンジンのキャッシュの規制を実現
従来製品では、検索エンジン等のキャッシュについては、全ての内容を規制するかしないかの設定のみが可能でしたが、機能強化版では、有 害・違法サイトカテゴリに属するキャッシュのみを規制対象とする設定が可能になります。
(3)ユーザー・管理者 双方の「規制解除申請・許可」の負担を軽減
閲覧を規制されたページを、業務の都合や事業内容で、やむを得ず一時的に解除しなければならない場合、管理者への「規制解除申請」が必要となりますが、従来製品では、管理者に個別にEメールや電話などで依頼(申請)する必要があり、ユーザーに手間がかかっておりました。
さらに管理者は、申請者からの依頼内容が正しいか、偽装されたものではないかなどを確認する手間がかかるという問題がありました。
機能強化版では、「規制解除申請」を画面上で直接行うことができるようになり、申請者名、利用端末等の情報を自動的にメールに添付されるようになるため、誤送信や手間等の従来の問題を解決し、スムーズな運用が可能となります。
■Webフィルタリングソフト「InterSafe」製品概要
http://www.alsi.co.jp/security/is/is_01_gaiyou_se.html
(1)専任リサーチャの目視確認による精度の高いデータベース
http://www.alsi.co.jp/security/is/is_03_data.html
(2007年1月20日現在の登録数:56,265,516ページ、うち7割が日本語サイト)
InterSafeは、ネットスター株式会社の規制サイトデータベースを採用しており、計35名のリサーチャによる目視確認により毎日更新しております。精度の高い規制URLデータベースを使用することで、インターネットの有用性を損なうことなく、有害サイトを規制することができます。
また現在、ワンクリック詐欺サイトやフィッシングサイト、ウイルス・スパイウェアサイトなど、悪質なWebサイトが増加していることから、業界で初めて1日に3回以上「リアルタイムデータベース配信」を実現しております。これにより、増殖が著しい悪質なサイトを素早く規制し、被害を未然に防ぐことができます。
このデータベースは、携帯電話のフィルタリングサービス(「Kid's iモードプラス」(株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ)、「ウェブ利用制限機能」(ソフトバンクモバイル株式会社)でも利用されております。
(2)ユーザー規模に応じたラインナップを提供
http://www.alsi.co.jp/security/is/is_07_hikaku.html
25人に満たない小規模のユーザー向けの「Value Edition」や、社外でPCを活用するユーザー向けの「Mobile Edition」、リアルタイムデータベース配信による制度の高いフィルタリングを望む大規模ユーザー向け「Standard Edition」など、様々なユーザニーズに対応しています。
(3)豊富なレポート分析機能
http://www.alsi.co.jp/security/is/log_01_gaiyou.html
不適切なウェブページの閲覧を禁止するだけでなく、書き込みのみを規制する方法や警告画面を表示してアクセスを禁止する方法など柔軟なフィルタリングが可能です。
(4)柔軟グループポリシー設定
部署ごと、グループごとなど、柔軟にフィルタリングルールを変更することができるため、企業内の多様なネット利用のニーズに応えることができます。
※「InterSafe」は、フィルタリングエンジン及び規制データベースにネットスター株式会社の技術を採用しています。 http://www.netstar-inc.com/
※掲載されている会社名及び商品名は各社の商標または登録商標です。