ARMとひろしまジンザイサポート、障害者雇用支援分野で提携
ひろしまジンザイサポートとアドバンテッジリスクマネジメント、障害者雇用支援分野で提携
広島銀行グループの人材サービス会社であるひろしまジンザイサポート株式会社(本社:広島県広島市、代表取締役社長:井上高明以下:HJS)と株式会社アドバンテッジリスクマネジメント(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:鳥越慎二以下:ARM)は、このたび、障害者雇用支援分野における業務提携に合意いたしました。
<提携の背景>
近年、CSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)の概念の浸透などを要因に、大企業では、障害者雇用への意識は高まっているものの、国が定める民間企業の障害者の法定雇用率1.8%に対して、実雇用率は全国平均で1.52%、広島県で1.55%となっております(2006年)。こうしたなかで、障害者の就労機会の拡大と企業の障害者雇用ニーズへの対応を目的として、業務提携を行うものです。
<提携の概要>
今回の提携では、HJSが、広島銀行のネットワークのある広島県を中心とした地域において、障害者雇用を求める企業の発掘・紹介などを担当します。ARMには全国で2000名を超える就職希望の障害者が登録されており、ARMはその中から、障害者が求める就職条件と企業が求める能力を持った人材をマッチングし、紹介します。これにより、障害者の就労機会の拡大とともに、企業は、適材適所の障害者雇用が可能となるほか、ARMから障害者受け入れのコンサルティングサービスを受けることも可能です。両社では、今後1年間で、30名程度の人材紹介を見込んでいます。
HJSは、従来から、地域に密着した人材サービス展開の一環として、企業の障害者雇用ニーズへの対応策を検討しておりました。ARMは、障害者雇用支援サービスを、2004年から展開しており、障害者の人材紹介、職業トレーニング、企業へのコンサルティングサービスを展開するなど、障害者雇用支援に高いノウハウを持っております。今回の提携をきっかけに、現在、中国地方で登録している50名の人材の就労機会の拡大を図るとともに、同地方での登録の促進を図り、1年後には300名の登録者数を見込んでいます。
<ひろしまジンザイサポート株式会社>
ひろしまジンザイサポートは、『人材派遣事業および人材紹介事業を通じて、地域のお客様から信頼を得、成長していくことにより、地域経済の発展に貢献する』ことを目指し、2005年9月に設立した広島銀行グループの人材サービス会社です。
当社は、広島銀行のネットワークのある広島県を中心とした地域における法人企業の求人ニーズに応えるとともに、個人の多様な価値観やライフスタイルに合わせ、働き甲斐のある職場を提供することにより、法人・個人いずれのお客様からも満足いただけるよう、積極的な営業を展開しております。
<株式会社アドバンテッジリスクマネジメント>
アドバンテッジリスクマネジメントは、「人が安心して働ける職場を創る」をミッションとし、GLTD(団体長期障害所得補償保険)のマーケティング事業を中心に1999年に設立した、企業における職場サポートのプロフェッショナル企業です。GLTD分野では、国内トップシェアの約230社15万人への導入実績を抱えるほか、メンタル疾患による休業の急増に着目し、2001年より職場におけるメンタル疾患早期発見プログラム「アドバンテッジEAP」を医療機関である東京海上日動メディカルサービス社の精神科医と共同で開発し、すでに約40社8万人に活用されております。また、障害者を対象に就職・転職支援を提供する人材供給事業「アドバンテッジキャリア」を2004年より開始、現在2000名の就業を希望する障害者の方が登録されています。(2007年2月現在、社員数:約100名)