CTC、魅力ある職場にする「ダイバーシティ」の取り組みを強化
CTC、ダイバーシティの取り組みを強化
多様な人材を最大限に活かす取組みの第一歩として「ダイバーシティ推進課」新設
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(略称:CTC,本社:東京都千代田区,代表取締役社長:奥田陽一)では、「社員の誰もが働きがいを感じる会社」を目指し、多様な人材が能力を発揮できるような組織風土や快適に働ける環境をつくり、魅力ある職場にするダイバーシティ(注)の取り組みを強化します。また、これらを推進する第一歩として、「ダイバーシティ推進課」を1月1日付けで新設しました。
ダイバーシティ推進課では、まずは「女性の活躍」に軸足を置き、各施策・制度の企画、管理、運営をはじめ、社内研修やイントラサイトを通じた啓蒙活動により、女性のキャリア推進や仕事と出産/育児の両立支援に注力します。また、先輩社員がキャリアプランをはじめ家庭・育児と仕事の両立などについて、さまざまな視点からアドバイスをすることによって後輩社員を育成する「メンター制度」を2007年4月に導入予定であり、この準備活動もダイバーシティ推進課が中心となって取り組みます。
CTCが取り組むダイバーシティの重点施策は以下の通りです。
1.意識・風土改革
社内研修カリキュラムに組み込むなど、管理職層への意識改革運動を継続的に展開します。また、従業員が制度を理解し、実際に利用しやすい環境を実現するため、相談窓口の設置やホームページの開設などのインフラを整備します。
2.女性社員のキャリア推進
ホームページや会合など女性社員同士がネットワークを作るための機会を提供するほか、制度全般やキャリアに関する相談窓口を設置します。また、ロールモデルの少ない女性社員を支援していく目的で、メンター制度を導入します。
3.環境づくり
育児や介護を目的とした短時間勤務制度や時差出勤制度、子の看護休暇制度、配偶者出産休暇といった各種制度の利用促進を図るとともに、新しい制度の企画・導入も積極的に推進します。
CTCでは、社員のワークスタイルとライフスタイルに応じた各種支援制度を整備しています。主な社内制度・施策は以下の通りです。
●キャリア●
「英語研修」「ビジネススキル研修」といった全社員共通の研修に加え、階層別および職種別に細分化された研修プログラムを用意。さらに55歳以上の社員を対象とした進路選択支援など、キャリアプラン形成を幅広い視点からサポート。
●子育て●
妊娠~出産~育児の各段階で、母親となる女性社員はもちろん、父親となる男性社員の「子育てと仕事の両立」をサポートする諸策を整備。
●介護●
親族を介護しなければならない社員を対象に、介護休業制度や働きながら介護ができる短時間勤務制度を整備。
●健康●
社員の健康管理のため、主要事業所ごとに健康管理室やマッサージルームを開設。
●リフレッシュ●
会社に対して多大な貢献を行った社員を表彰する「グッドジョブ&リフレッシュ制度」やボランティア参加のための「ボランティア休暇制度」といった各種休暇制度をはじめ、社員が健康で充実した生活を送るための制度やインフラを整備。
(注)ダイバーシティについて(Diversity=多様性)
性別や年齢、国籍などの外的な違いだけでなく、価値観や生き方、考え方、性格といった内面の異なる個人の個性を活かし、能力を最大限発揮できるような組織風土の形成や制度面でのインフラ整備等の取り組み全般を指す。