J&J、「花粉飛散期におけるコンタクトレンズ装用」に関する意識調査結果を発表
眼科医122名/花粉症のコンタクトレンズユーザー1,000名対象
花粉飛散期におけるコンタクトレンズ装用に関する意識調査
~自己対処により、症状を悪化させるコンタクトレンズユーザーの低い意識が明らかに~
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社ビジョンケアカンパニー(本社:東京都、代表取締役:大瀧守彦)は、花粉飛散期におけるコンタクトレンズ装用の実態調査のため、全国の眼科医(122名)、花粉症のコンタクトレンズユーザー(全国の男女1,000名)を対象に、それぞれ意識調査を実施しました。
その結果、眼科医の98%が花粉飛散期に、眼のアレルギー症状が出ている患者に望ましいコンタクトレンズとして、「1日使い捨てタイプ」と回答しているのに対し、花粉症を自覚している「1日使い捨てタイプ以外」のソフトコンタクトレンズユーザーのうち、77%が種類を換えていないことが明らかになりました。また、花粉症で眼科を受診したことがあると回答した花粉症のコンタクトレンズユーザーは、33%に留まり、眼科に行かない理由として、55%が「自分で対処できるから」と回答しました。しかし、眼科医の75%が自己診断・処置により、アレルギー症状が悪化したケースを診断したことがあると回答しました。
今回の調査を受け、梶田眼科院長の梶田雅義先生は、「花粉飛散期は、レンズに付着した花粉が結膜に常に触れるため、アレルギーをもったコンタクトレンズ装用者にとって辛い時期になります。この時期にコンタクトレンズを快適に装用するためには、眼から花粉を追い出してしまうことです。コンタクトレンズの毎日のお手入れはもちろんですが、いくら洗ってもレンズから花粉を全て取り除くことは難しいようです。そこで、レンズと共に花粉を捨てられる1日使い捨てタイプのコンタクトレンズは、有効な花粉対策の1つといえます。今回の調査で多くの眼科医が「花粉飛散期に望ましい」と回答しているのも、眼を清潔に保てることが主な要因といえます。また、充血やかゆみなどのアレルギー症状があった際には、特にコンタクトレンズユーザーの方は、自分で対処しようとせず、早急に眼科を受診するべきです。」とコメントしています。
<調査概要>
・花粉症のコンタクトレンズユーザー1,000名
インターネットを活用し、花粉症を自覚している、全国のコンタクトレンズユーザー男女1,000名(男女各500名・20代400名・30代/40代各300名)を対象に2006年12月に調査
・眼科医122名
インターネットを活用し、コンタクトレンズを処方している眼科医122名(一般開業80名、大学病院14名、国・公立病院12名、一般病院15名、その他1名)を対象に2006年12月に調査
* 以下、詳細は関連資料をご参照下さい。