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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'02.11.Tue
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2007'07.09.Mon

アジレント、信号発生器向けにTD-SCDMA規格に準拠した信号を生成できるソフトを販売

TD-SCDMA規格に準拠した信号を生成できるソフトウェアを発表

基地局向けパワーアンプなどの測定に必要な歪みのないマルチキャリア信号を
低価格の信号発生器1台で実現。ビット誤り率測定などの受信試験にも最適。


 アジレント・テクノロジー株式会社(社長:海老原 稔、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、自社の信号発生器「Agilent MXGシリーズ」および「Agilent ESG-Cシリーズ」向けに、TD-SCDMA(Time Division Synchronous Code Division Multiple Access)規格に準拠した信号生成ができるソフトウェア「Agilent N7612B  TD-SCDMA用Signal Studio」を発表、本日より販売・出荷を開始します。販売開始後1年間で100システムの販売を目指します。

 TD-SCDMAは、中国における第3世代携帯電話の公式規格です。この技術は、TDMAと、スペクトラム拡散を用いるCDMA技術とを融合したものです。

 今回発表の「Agilent N7612B TD-SCDMA用Signal Studio」は、各種規格準拠のベースバンドI/Q波形を生成する「Signal Studio」の一つです。このソフトウェアで生成された波形は「Agilent N5182B MXGシリーズ 信号発生器」または「Agilent E4438C ESGシリーズ 信号発生器」から出力されます。「Agilent N7612B」では、TD-SCDMA規格に準拠した信号を簡単に生成することができます。
 この測定ソリューションにより、TD-SCDMA規格の基地局向けマルチキャリア・パワーアンプや端末向けパワーアンプなどの非線形デバイス測定環境を低価格で構築できるほか、端末の受信試験なども簡単かつ柔軟に行なうことができるようになります。

 当社では、2006年12月に、業界で初めてTD-SCDMA規格でのHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)/8PSK(8-Phase Shift Keying:八位相偏移変調)に対応した、スペクトラム・アナライザ ベースの測定ソリューションを発表しました。このたび、TD-SCDMAの信号を簡単に生成できるソフトウェアも開発し、TD-SCDMA向け測定ソリューションを充実させました。


主な特長

*基地局向けパワーアンプなど非線形デバイスの特性を高精度に測定可能:
 業界最高の隣接チャンネル漏洩電力比(ACPR)性能を有する信号発生器「Agilent MXGシリーズ」と組み合わせることで、歪のないダウンリンクマルチキャリア信号(3キャリア時ACPR-69dBc)を生成できます。このため、従来、複数の信号発生器が必要であった基地局向けマルチキャリア・パワーアンプやリピータなどの非線形デバイスの評価環境を、低価格の信号発生器1台で構築することができるようになりました。
 また、アップリンクにおいても、ACPR-76dBcの信号を出力可能なことから、端末向けパワーアンプ評価用としても最適です。

*さまざまな受信試験ニーズに柔軟に対応:
 規格で測定用に定義されたRMC(Reference Measurement Channels)を簡単に生成することができます。また、各種トランスポートチャンネルの編集や、マルチフレームにわたるHSDPAチャンネルの編集、AWGN(ノイズ発生機能)など、受信試験に必要な機能を搭載しています。
 「Agilent ESGシリーズ 信号発生器」と組み合わせて使うことで、フェージングを加えた信号を発生することができます。さらに内蔵BERT(ビット誤り率計)を使用し、3GPPリリース5~7に基づいた受信BER試験も可能です。
 これにより、研究開発や量産試験などにおける、さまざま受信試験ニーズに柔軟に対応することができます。


 「Agilent N7612B TD-SCDMA用Signal Studio」の詳細は以下のウェブサイトでご覧いただけます。
 http://www.home.agilent.com/JPjpn/nav/-536906716.389315/pd.html

 製品写真は、以下のウェブサイトからダウンロードいただけます。
 http://cp.home.agilent.com/upload/cmc_upload/N7612B_GUI.jpg


販売方針

*目標市場:
 TD-SCDMA規格携帯電話基地局、基地局用デバイス、端末用デバイスの開発・製造部門、および端末の開発部門向け

*販売価格(発表日時点での参考価格です): 約30万円から
 ※この他に「Agilent MXGシリーズ 信号発生器」または「Agilent E4438C ESGシリーズ 信号発生器」が必要となります。

*販売開始後1年間の販売目標: 100システム

*販売・出荷開始日: 本日


お客様からのお問い合わせ先:

 計測お客様窓口 電話:0120-421-345


アジレント・テクノロジーについて
 アジレント・テクノロジー(NYSE:A)は、コミュニケーション、エレクトロニクス、ライフサイエンス、化学分析市場における世界のプレミア・メジャメント・カンパニーであり、またテクノロジー・リーダーでもあります。19,000名の従業員を擁し、110カ国以上でビジネスを展開しています。アジレントは、2006年度、50億ドルの売上高を達成しました。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。
 http://www.agilent.co.jp

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