豊田自動織機、愛知県半田市に営業・サービス人材育成の研修施設を建設
豊田自動織機がフォークリフト販売店の
営業・サービス人材育成のための研修施設を建設
株式会社豊田自動織機(社長:豊田鐵郎、以下 豊田自動織機)は、同社の基幹事業である産業車両事業の更なる拡大を目指し、国内外の販売店の営業人材およびサービス人材育成のための研修施設を、愛知県半田市に建設します。
本日2月8日に建設用地にて地鎮祭を執り行い、竣工および利用開始は本年8月を予定しています。
豊田自動織機はフォークリフトの世界販売において、2006年は過去最高の188,468台を販売し、中期的には、2010年に250,000台の販売を計画しています。計画達成に向けグローバルに事業を拡大させる中、営業・サービス分野において高い専門知識と能力を有するプロフェッショナルな人材の育成は、最重要取り組みの一つであります。
2006年6月、豊田自動織機は販売店の営業・サービス品質向上を目指し、教育の専門組織『L&Fトレーニングセンター』を立ち上げ、新たな教育カリキュラムを構築して国内外の販売店への展開を始めています。
具体的には、営業研修では、新人からマネージャーまでステップに応じて必要なスキル・知識を、グループディスカッションやロールプレイングを交えながら学びます。サービス研修では、実機やシミュレーターを活用した実習により、メンテナンス技術・修理技術の向上をはかります。
またL&Fトレーニングセンターは、各販売店の教育トレーナーの育成に注力するとともに、教育制度の運営、教材の開発・提供や各種検定試験の実施を通じて、販売店におけるスタッフ育成の支援を推進してまいります。
新研修施設の主な設備としては、150人が収容できる大会議室、講義・グループディスカッションを行う教室や、フォークリフトおよび物流システムの実習場を備えます。また、宿泊研修のための設備や、講師および研修生同士が集えるコミュニケーションエリアも充実させるなど、研修の受講に快適な環境を提供します。
現在、既存施設にて一部の講座を開講しておりますが、新施設では、さらにプログラムを充実させて、2007年度は約130講座を開講し、年間の受講者は約1,600人を予定しています。
【新研修施設の概要】
1.所在地 : 愛知県半田市上浜
2.建築面積 : 8,900m2(研修・宿泊棟 6800m2、実習棟2100m2)
3.投資額 : 18億円
4.主な設備 : 教室、大会議室、フォークリフト実習場、フォークリフト評価場、
ショールーム、食堂、宿泊室、談話室(和室、洋室)、スポーツジム、
大浴場など
以上