メルシャン、「シャトー・メルシャン」から「甲州ワイン」2品を発売
ボルドー大学との共同研究「甲州アロマプロジェクト」継続で更に進化!
『シャトー・メルシャン 甲州きいろ香 2006』&
『シャトー・メルシャン 甲州グリ・ド・グリ 2006』発売
メルシャン株式会社(本社:東京、社長:岡部有治)は、「甲州ワイン」2種の新ヴィンテージ、『シャトー・メルシャン 甲州きいろ香 2006』、『シャトー・メルシャン 甲州グリ・ド・グリ 2006』を3月1日(木)より全国で発売します。
当社は日本固有のぶどう品種「甲州」をワイン醸造用のぶどう品種として国内はもとより世界のワイン愛好家にも知られる存在の品種とし、「甲州ワイン」の品質を引き上げることを使命と考え、2000年に「メルシャン甲州プロジェクト」(以下、メルシャン略)を発足しました。さらに2004年には、ボルドー第二大学醸造学部デュブルデュー研究室の協力を得て、主に甲州ワインの「香り」を追求するプロジェクトとして、「甲州アロマプロジェクト」を新たに発足、共同研究を開始し、「香り」に関する様々な研究を続けてきました。
今回、「甲州アロマプロジェクト」3年目となる研究成果を活かし、香りや味わいがさらに前進した『シャトー・メルシャン 甲州きいろ香』、『同 甲州グリ・ド・グリ』の2006年新ヴィンテージを発売します。
『シャトー・メルシャン 甲州きいろ香』は、ボルドー大学との共同研究「甲州アロマプロジェクト」により「甲州」ぶどう中に含まれていることが確認された、グレープフルーツなど柑橘類の香りの素となる物質(3-メルカプトヘキサノール)の特徴を最大限表現し、さらに同ぶどうの様々な未知の香りも併せ持った個性あるワインとして、2005年春に5000本限定で発売し2ヶ月で完売し話題となりました。
2006年度の研究からは、ワイン造りの原点となる「ぶどう」にテーマを置き、「ぶどう畑」において、より多く香りの前駆物質を増加させるための様々な試みを開始し、「甲州ぶどう」が持つポテンシャルと気候、風土に由来する特徴を把握する研究を進めていてきました。結果、2006年ヴィンテージは「ぶどう畑」からのメッセージと、醸造技術を融合したワインとなりました。
『シャトー・メルシャン 甲州グリ・ド・グリ』は、甲州ぶどう独特の赤紫色をした皮からのおいしさを追求し、「色」と「味わい」にこだわった「甲州ワイン」として、2003年秋に初ヴィンテージ2002年を発売しまた。さらに2005年ヴィンテージより、「甲州アロマプロジェクト」の研究過程で甲州ワインに含まれていることを見出した、高貴なバラ“ブルガリアン・ローズ”からの甘美な香り「ベータ・ダマセノン」の特徴を表したワイン醸造に取り組み、「香り」の要素も取り込みました。
2006年度は、今までの研究をベースに、同ワインに最適な醸造技術を駆使することで、「味わい」、「色」、「香り」ともにバランスが取れ、さらに進化した魅力的なワインとなりました。
当社は、今後も日本固有のぶどう品種「甲州」の研究を進め、それを公開していくことで、日本ワインの発展に貢献してまいります。
【 発売の概要 】
◆商品名 『シャトー・メルシャン 甲州きいろ香 2006』
『シャトー・メルシャン 甲州グリ・ド・グリ 2006』
◆税別希望小売価格 2,307円
◆容量・荷姿 750ml 1ケース6本入り
◆発売日 3月1日(木)
◆発売地域 全国
◆商品サイト http://www.chateaumercian.com/
以上
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