インターネットマルチフィード、「JPNAP大阪」で「PI/CUGサービス(試行)」を提供開始
JPNAP大阪「PI/CUGサービス(試行)」の提供開始について
インターネットマルチフィード株式会社(略称:MF、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木幸一)は、インターネット相互接続(IX)サービス「JPNAP大阪」にて、1対1や特定のメンバー内でのセキュアで専有的なトラフィック交換を実現する「PI(Private Interconnect; PI)/CUG(Closed Users Group; CUG)サービス(試行)」を、NTTスマートコネクト株式会社(略称:NTTスマートコネクト、本社:大阪市北区、代表取締役社長:岡本充由)(注1)の協力により、2007年3月1日より提供開始します。
MFでは、2006年10月より東京にてJPNAPの付加サービスとして「PI/CUGサービス」を本格提供してきました(注2)が、パブリックなJPNAPサービスとは別の論理空間での、1または複数の特定のメンバーだけとのセキュアで専有的なトラフィック交換に対するお客様ニーズの高まりにいち早く対応するため、JPNAP大阪についても「PI/CUGサービス(試行)」を提供することとしました。
1.サービス概要
大阪堂島にて提供している「JPNAP大阪サービス」内で、VLAN(Virtual LAN)(注3)技術を活用しPI(Private Interconnect)やCUG(Closed Users Group)をご利用いただくことができる付加サービスです。PIは、2者間の直接接続としてご利用いただけます。また、CUGのご利用により3者間以上でのトラフィック交換も可能となります。
また、一つのPI/CUG(VLAN)に一つのお客様ポートを専有的にご利用いただく接続形態(「portタイプ」)に加え、業界標準であるIEEE802.1q(注4) taggingによる「tag タイプ」を提供します。この「tag タイプ」をご利用いただくことで、複数のPI/CUGを一つのお客様ポートで重畳してご利用いただけるため、お客様ポートの有効利用が可能となります。
なお、本サービスの提供にあたり、@nifty/FENICS、IIJ、InfoSphere、NTTスマートコネクト、ntt.net、OCNがご利用を予定しています。
2.お申込条件
JPNAP大阪サービス(現在のJPNAP大阪サービスセグメント)をご利用いただいているお客様を対象とします。JPNAP大阪サービスのご利用条件はこちら(http://www.mfeed.co.jp/osaka/jpservice.html)をご参照ください。
3.接続場所
NTTテレパーク堂島第1ビル、NTTテレパーク堂島第3ビル
4.スケジュール(予定)
2007年3月1日より試行サービスの提供を開始し、同年6月より本格サービスにて提供開始する予定です。
5.ご利用料金(付加サービス分)
試行サービス期間中は、無償でご利用いただけます。(接続ポート料金は有償となります。接続ポートにかかる料金はこちら(http://www.mfeed.co.jp/osaka/price.html)をご参照ください。)
注1) NTTスマートコネクトホームページ(http://www.nttsmc.com/)
注2) http://www.mfeed.co.jp/jpnap/press/20060920.html
注3) 物理的な接続形態とは独立して仮想的にセグメントを分け、複数のネットワークに分割して利用すること。
注4) IEEEによって標準化されたVirtual LAN(VLAN)の規格