日本ビジネスオブジェクツ、中堅企業の需要に対応した低価格BIソリューション
ビジネスオブジェクツ、中堅市場向けの新製品を発表
導入しやすく柔軟な「Business Objects Crystal Decisions(R)」で
非定型レポーティング、分析、ダッシュボード機能をリーズナブルな価格で実現
[東京発 2007年2月20日]ビジネスインテリジェンスソリューションのトップベンダーである日本ビジネスオブジェクツ株式会社(本社東京都渋谷区恵比寿 代表取締役社長 印藤公洋、米国本社:サンノゼ、フランス本社:パリ、NASDAQ 上場)は、本日、中堅企業のBI需要に対応する製品スイートの第一弾ソリューション、「Business Objects Crystal Decisions(R)(ビジネスオブジェクツ クリスタルディシジョンズ)」のスタンダード エディションを発表しました。この柔軟なソリューション1つでインテリジェントなレポーティング、クエリー、分析、ダッシュボードを使用できます。ビジネスオブジェクツ社は、年間売り上げ300億円未満、または従業員数1,000人未満の中堅企業を対象に、導入が簡単で価格がリーズナブルなBIソリューションを拡充する方針で、今回の発表はその一環です。
中堅企業にも大企業と同様にBIニーズがありますが、予算や技術リソースを確保することが困難です。一方、多くのBIベンダーは、大企業向けに販売してきたBI製品から特徴や機能をいくつか削減することによって中堅市場にアプローチしてきました。これに対し、ビジネスオブジェクツ社の新しい「Crystal Decisions」製品ラインは、大企業向けの「BusinessObjects(TM) XI」プラットフォームの全機能を装備しながらも、短期間で導入できるように導入設定が合理化され、しかも低価格で提供されます。
■中堅企業向けの柔軟かつリーズナブルなBIソリューション
「Business Objects Crystal Decisions」のスタンダードエディションは、既存のビジネス アプリケーション、データソース、プラットフォームを効率的に活用するBI機能を、リーズナブルな単一パッケージから導入し使用できるようにし、ビジネスに洞察力をもたらします。「Business Objects Crystal Decisions」スタンダード エディションには以下の機能があります。
●非定型レポーティング、クエリー、分析機能:ビジネスユーザーは、IT部門に依存せずに「BusinessObjects Web Intelligence(R)」ベースの直観的なWebインターフェイスから企業情報に簡単にアクセスし、分析でき、特定の書式に変換できます。
●ダッシュボードと「見える化」:意思決定者は、受賞実績のあるダッシュボード デザイン ツールの「Crystal Xcelsius(TM)」を使って構築されたダッシュボードとビジュアルなスライダー、メーター、「仮想分析」モデルと対話できるようになります。
●Microsoft 環境内のライブデータ:ユーザーは、「ライブ」な企業データをMicrosoft Office やSharePointなどの使い慣れたツールから直接アクセスし、使用できるようにします。アクセス対象のデータは、「ライブ」であるためにその場で更新でき、しかもその間、Officeで行った書式設定や計算を維持できます。
●実績のある、オープンなBIプラットフォーム:高い実績を持つ「BusinessObjects XI」のBIプラットフォームと同じコードベースで構築されているため、「Crystal Decisions」のアーキテクチャはオープンで信頼でき、企業が既に投資して獲得した既存のデータソース、アプリケーション、プラットフォームを引き続き活用できます。
ビジネスオブジェクツ社は、BIによってより複雑な業務の効率化を図る企業に貢献するため、2007年中に「Crystal Decisions」製品ラインの一環として、プロフェッショナルエディションとプレミアムエディションを追加提供する予定です。「Business Objects Crystal Decisions」のプロフェッショナル エディションは、スタンダード エディションの機能すべてにデータ統合機能を加え、意思決定の材料となるデータの信頼性を強化します。一方、プレミアム エディションは、高度なメトリックやスコアカードなどが追加され、業績管理機能が充実します。これら新製品の3つのエディションは、「BusinessObjects XI」テクノロジを用いて構築されているため、企業が成長して規模が拡大した場合にも、ビジネスオブジェクツ社のエンタープライズBIソリューションへ移行しやすくなっています。
ニュージャージー州およびニューヨークを中心に展開する医療機関、Emergency Medical Associatesのデータ管理ディレクタであるジョナサン ロスマン氏は次のように述べています。「ビジネスオブジェクツ社の新しい製品ラインは、BIを導入しやすく、リーズナブルな価格にすることによって、テクノロジへの投資も迅速に回収できるようにし、これまで中堅企業にとって敷居が高かったBIを気軽に利用できるようにしました。大企業向けのBIの全機能が中堅企業向けに適切にパッケージ化され、リーズナブルな価格で提供される新しい製品ラインは、BI市場において画期的なことであり、他のBIベンダーでは実現していないこ
とです」
ビジネスオブジェクツ社のワールドワイド中堅市場担当バイス プレジデント兼ジェネラル マネージャのトッド ロウは、次のように述べています。「3万社以上の中堅企業を顧客に持つビジネスオブジェクツでは、中堅市場独特のBIニーズを明確に理解しています。これらの成長企業に対し、相応の価格と導入条件を満たすようにBI製品をデザインし、大企業と同様の全機能を装備して提供する唯一のBIベンダーです。『Business Objects Crystal Decisions』は、低い総所有コストで中堅市場のBIニーズを満たす包括的なプラットフォームを提供します。」
日本ビジネスオブジェクツ株式会社 代表取締役社長の印藤公洋は以下のように述べています。「中堅企業におけるERP導入の積極的な動きに連動する形でBI導入へのニーズが高まっています。また、内部統制の重要性からもBIソリューションのニーズが高まってきています。当社のソリューションは、中長期的に見て最適な投資と言えると考えています」
■出荷と価格
「Business Objects Crystal Decisions」のスタンダードエディションは、日本語を含む12カ国語対応で、日本ビジネスオブジェクツの販売代理店を通じて2007年2月20日より出荷します。スタンダード エディションの価格は、5 CAL(Concurrent Access License)につき2,800,000円(税別)からで、WindowsまたはLinux サーバー上で動作します。
ビジネスオブジェクツ社の中堅企業向けソリューションに関する詳細は、次のWebサイトをご覧ください。<http://www.businessobjects.com/grow>
■ビジネスオブジェクツ社について
ビジネスオブジェクツ社は、ビジネスインテリジェンス(BI)ソリューションの世界的トップベンダーです。現在、顧客企業数は42,000社を超え、Fortune500のおよそ80%の企業が導入しています。ビジネスオブジェクツ社のBIソリューションは、規模を問わずあらゆる企業のビジネスに信頼できる情報基盤を構築できるようにし、すぐれた洞察力をもたらし、最適な意思決定や業績改善に貢献します。同社の「BusinessObjects XI」は、業界最高の高度なパフォーマンス マネジメント(EPM)、プランニング、レポーティング、クエリー/分析、エンタープライズ インフォメーション マネジメント(EIM)など、革新的なBIソリューションを包括的に提供する最も信頼の厚いBIプラットフォームです。
「BusinessObjects XI」には、エンタープライズ レポーティングの業界標準で多くの受賞実績のあるレポーティングやデータの「見える化」を提供するCrystal製品ラインも含まれます。ビジネスオブジェクツ社は、業界で最強かつ最も広範なパートナー コミュニティを構築し、コンサルティングやトレーニングなどのサービスを提供することによって、顧客企業のBI導入が効果的に行われるように支援します。
ビジネスオブジェクツ社は、米国のサンノゼおよびフランスのパリの2社本社制です。同社の株式は米NASDAQ(シンボルBOBJ)、および仏EURONEXT Paris(ISIN:FR0004026250-BOB)にて公開取引されています。
ビジネスオブジェクツ社に関する詳細情報は、<http://www.businessobjects.com>(英語サイト)を、日本ビジネスオブジェクツ株式会社に関する詳細情報は、<http://japan.businessobjects.com>をご参照ください。