マイボイスコム、「音楽ダウンロードの利用に関する調査」結果を発表
<音楽ダウンロードの利用に関する調査>
おすすめダウンロードサイト、1位は「iTune Store」、2位は「mora」
「無料ダウンロード」利用経験者は57%、「有料」では40%
マイボイスコム株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:高井和久)は、『音楽ダウンロードの利用』に関する調査を実施し、2007年1月1日~5日に10,295件の回答を集めました。なお、本調査は前回調査(2005/11)に続いて3回目となります。本調査結果について発表します。
調査結果
【まとめ】
CDの購入、レンタルがなくても音楽を楽しめる、音楽ダウンロードサイトの利用。本調査では、音楽ダウンロードの認知度や経験などについて聞きました。
CD、DVDなどの購入やレンタルを含めて音楽の視聴のために1ヶ月あたりで使う金額は、「0円」が51%でトップ、お金をかける場合では、「月に500円未満」が23%でボリュームゾーンとなっています。以下は、「月に500円から1000未満」(12%))、「月に1000円から3000円未満」(10%)と続きました。
音楽視聴時に利用する機器では、「パソコン」(49%)、「ステレオ・コンポ」(48%)が上位2位を占めました。前回調査と比べると、「ステレオ・コンポ」と「(CD、MDなどの)オーディオプレーヤー」の利用が減少しているのに対し、「デジタルオーディオプレーヤー」や「携帯電話」には増加が見られました。
音楽ダウンロードの認知については、「内容・利用方法までよく知っている」(44%)が年々増えている一方で、「名前は知っている」(47%)は減少する傾向が見られました。現段階では名前だけの認知が多いものの、音楽ダウンロードの利用者が増えていることが裏付けられています。
音楽ダウンロードの経験率は57%。その中では、「パソコンでの無料ダウンロード」が35%で最多でした。また、PCと携帯電話を合わせた「無料ダウンロード」の利用者は57%、「有料ダウンロード」では40%となっており、圧倒的に無料ダウンロードの利用者が多いことがわかりました。
ダウンロードサイトを選ぶときの重視点では、「曲の検索がしやすい」が51%でトップとなりました。以下、「最新の曲が充実している」、「幅広いジャンルの曲が充実している」、「無料でダウンロードできる曲が充実している」が4割で続きました。音楽ダウンロードの今後の利用意向では、「利用したい」が18%、「やや利用したい」が29%となっており、共に前回調査と比べて上昇が見られました。音楽ダウンロードが今後、益々普及することが推察される結果となりました。