SAPジャパン、「mySAP ERP 2005」への最適なアップグレード実現へ施策を発表
SAPジャパン、mySAP ERP 2005へのアップグレードをパートナーと強力に支援
SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ロバート・エンスリン)は、長期的な安定した基幹業務プラットフォームと位置づけるmySAP ERP 2005への、最適なアップグレードを実現するための施策を発表しました。
まず、アップグレード・コンピテンスセンターを設立し、推進プログラムの企画、アップグレードに関する情報とサービスの提供を行います。専任メンバーは3人からなり、年内中にさらなる拡充を目指します。また、アップグレードのサービスを低価格・短期間で実現する「SAPテクニカルアップグレード支援パッケージ コアパック」を本日より約300万円から注1)提供開始します。さらに、パートナーとの連携により、お客様がアップグレードにおいて直面する課題に対応したパッケージを拡充し、一体となった支援体制を確立します。(注1:業務シナリオによって異なります。)
「SAPテクニカルアップグレード支援パッケージ」は、現行システムのIT機能を継承しつつIT基盤強化を図るための移行を支援するコンサルティング・サービス・パッケージで、従来の同等の作業と比較して、アップグレードを効率化し、コストを約3-4割軽減します。当サービスでは、SAPアジア太平洋地域にあるグローバルデリバリーセンターのリソースを一部に活用することで、これまでの豊富な経験やツールを最大限に活かし、コストおよびリスクを抑え、確実なアップグレードを行います。また、当サービスに加え、アドオンプログラム調整、エンドユーザトレーニングなど、アップグレードに特化したパッケージサービスを提供します(添付資料2)。
また、システムのアップグレードに関わる全てのフェーズにおいて、迅速に対応できる体制をパートナーと共に確立しました。従来パートナーより提供されていたサービスをmySAP ERP 2005対応として拡充したものも含め、検討段階のアセスメント・サービスから導入後のフォローまで、アップグレードに関わるあらゆるフェーズを網羅し、お客様にとってさらに効率的なmySAP ERP 2005へのアップグレードを支援します。アセスメントフェーズにおいては、グローバルなパートナーとの協業により、生産性の高いITシステム戦略の実現を全面的に支援します(添付資料1)。
アップグレードを推進するにあたり、本年第一四半期より、弊社で提供するトレーニングプログラムはすべて、mySAP ERP 2005をベースにしたものに移行します。また、最新の認定資格である「Certification2005」を2007年3月より開始するほか、mySAP ERP 2005の最新知識を習得していただくための特別教育プログラム「Upgrade Skill Up Training」を2007年4月より順次開催します。
「mySAP ERP 2005」は、エンタープライズ・サービス指向アーキテクチャ(エンタープライズSOA)のビジネス価値をお客様に提供し、2010年までの安定した長期的なプラットフォームとして2006年5月より出荷開始していますmySAP ERP 2005へアップグレードすることで、内部統制に対応した環境の整備やSOA基盤の確立、プロセス自動化や意思決定支援の強化が可能となります。
機能の拡充についてはEnhancement Package(拡張パッケージ)を通じて大規模なアップグレードをしなくても継続的にビジネスイノベーションを加えることが可能です。SAPジャパンではmySAP ERP 2005へのアップグレードを検討しているお客様を対象に「アップグレード インフォセッション」を各地で開催し、国内・海外の事例紹介を交え、アップグレード時の具体的なロードマップや留意点のほか、mySAP ERPのプラットフォームであるSAP NetWeaverを活用するメリットなど、多くの情報を提供しています。
なお、来る3月2日(金)に六本木アカデミーヒルズ(東京都港区)にて「SAP Business Symposium '07 ~内部統制からSOAまで、ERPの最新情報と活用事例のご紹介~」( www.sap-event.jp/sbs0302/ )を開催します。
以上
<添付資料1>
mySAP ERP 2005展開を推進するためアップグレード推進担当窓口を社内設置し、最新のmySAP ERP 2005認定資格者の養成を積極的に表明されているパートナー様は下記の通りです(五十音順):
1)プラットフォーム パートナー:ハードプラットフォームの提供およびアップグレード技術支援
デル株式会社
2)プラットフォーム・サービス パートナー:ハードプラットフォームの提供・アップグレード技術支援およびアップグレードサービスの提供
日本アイ・ビー・エム株式会社、日本電気株式会社、日本ヒューレット・パッカード株式会社、株式会社日立製作所、富士通株式会社
3)サービス パートナー:アップグレードサービスの提供
アイ・ビー・エム ビジネスコンサルティング サービス株式会社、アクセンチュア株式会社、アビームコンサルティング株式会社、株式会社日本総研ソリューションズ、コベルコシステム株式会社、株式会社ジェー・アイ・イー・シー、住商情報システム株式会社、株式会社ソフテス、TIS株式会社、東洋ビジネスエンジニアリング株式会社、ベリングポイント株式会社、三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社、リアルテックジャパン株式会社
4)アセスメント パートナー:アップグレード診断を主としたサービスを提供
株式会社コムカル
5)アセスメント・サービス パートナー:海外のリソースによるサービスを使った診断を主としたサービスおよびアップグレードサービスを提供
インテリグループジャパン株式会社、インフォシステクノロジーズ、ウィプロ・テクノロジーズ、タタコンサルタンシーサービシズジャパン株式会社、パトゥニ・コンピューター・システムズ・リミテッド
<添付資料2>
SAPが提供するパッケージサービス
1.アップグレードアセスメント
2.テクニカルアップグレード支援パッケージ コアパック
3.テクニカルアップグレード支援パッケージ オプション:標準機能パラメータ調整
4.テクニカルアップグレード支援パッケージ オプション:アドオンプログラム調整
5.デルタ情報概要説明サービス
6.プロジェクト計画支援サービス
7.テストマネジメントサービス
8.教育サポート
9.SAPグローバルサポートサービス
●SAPジャパンについて
SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは統合基幹業務ソフト(ERP)をはじめ、サプライヤ・リレーションシップ・マネジメント(SRM)やサプライチェーン・マネジメント(SCM)、カスタマーリレーションズ管理(CRM)、企業向けポータル(Enterprise Portal)、製品ライフサイクル管理(PLM)などの構築を可能にするさまざまなソリューションを提供しています。すでに世界では120カ国、38,000以上の企業で利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。日本国内でもすでに1,950社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力および企業価値の向上に貢献しています。
( http://www.sap.com/japan )
*SAP、SAPロゴ、mySAP、SAP NetWeaver記載されているすべてのSAP製品およびサービス名はSAP AGのドイツおよびその他世界各国における登録商標または商標です。
*その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
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SAPジャパン株式会社
http://www.sap.com/japan/contactsap
電話:03-3273-3500