日立、1TB HDD搭載の監視用デジタルレコーダー2機種など発売
業界初、デジタルレコーダー本体のみで顔の検知が可能な
大容量1TB HDD搭載の監視用デジタルレコーダーを2機種発売
類似度の高い顔を検索できるネットワークソフトウェアで「類似顔検索機能」を実現
日立製作所ユビキタスプラットフォームグループ(グループ長&CEO江幡 誠/以下、日立)は、業界で初めてデジタルレコーダー本体のみで人間の顔の検知を実現した、大容量1テラバイト(1000GB/テラは1兆/以下、TB)HDD搭載の監視用デジタルレコーダー「DS-G360(カメラ16入力対応)」「DS-G260(カメラ9入力対応)」2機種と、デジタルレコーダーで検知したデータを元に、類似度の高い顔を検索できるネットワークソフトウェア「DSHNET5 V2」を5月8日から発売します。
【 新製品の価格・発売時期 】
品 名:監視用デジタルレコーダー(16入力用)
型 式:DS-G360
標準価格(税別):1,100,000円
発売時期:5月8日
品 名:監視用デジタルレコーダー(9入力用)
型 式:DS-G260
標準価格(税別):930,000円
発売時期:5月8日
品 名:ネットワークソフトウェア
型 式:DSHNET5 V2
標準価格(税別):オープン価格
発売時期:5月8日
監視システムは、金融機関や流通小売業など、現金や重要データを取り扱う場所で広く活用されています。最近では各種業態における24時間営業体制の広がりや、個人情報保護法の施行により、企業にとってセキュリティの強化は急務となっており、監視システムによる防犯体制の強化に一層関心が集まっています。ユーザーが監視機器に求める機能も、基本的な記録再生機能に加え、デジタル化による高画質化、長時間記録、遠隔からの監視、映像検索を容易にするネットワーク対応など、多様化しています。今回発売する監視用デジタルレコーダーは、こうした監視機器へのニーズに応えるべく、性能の向上を図りました。
【 新製品の特長 】
1.業界初、デジタルレコーダー本体のみで人間の顔の検知が可能*1
2.大容量1TB HDDを内蔵
3.日立独自の映像圧縮技術で、カメラ16台接続時(「DS-G260」は9台接続時)でもすべてのカメラの入力映像をフルフレーム(毎秒30フレーム)で記録(BASICモードの場合)
4.「プログレッシブ記録」で垂直方向の記録解像度が倍増*2
5.本体前面・背面に装備された拡張端子で、外部記録装置にデータを簡単にバックアップ
6.内蔵HDDを3分割できる「フォルダー分け機能」により、さまざまな運用形態に対応
7.同時に4チャンネル分の音声記録が可能
8.ネットワークソフトウェア「DSHNET5 V2」(別売)を管理用PCにインストールすることで遠隔モニタリングに対応し、検知された顔データを一覧表示。さらに、指定した顔画像に類似した映像の検索が可能
9.カメラ映像内の人や物の動きを検知し、映像記録や映像切替えと連動できる「モーションディテクタ機能」を内蔵
10.RS-485で本体に接続された電波時計(リズム工業社製「9LZ007-0」)で時刻調整が可能
*1:顔検知は写す映像によっては、検知できない場合もあります。
*2:当社カメラ「VK-C556」「VK-C551」「VK-C879」と接続時は、カメラのプログレッシブ映像をそのままHDDに記録できます。
以 上