プロデュース、ダイトーエムイーと資本・業務提携
ダイトーエムイー株式会社との資本・業務提携に関するお知らせ
当社は、平成19年2月26日開催の取締役会にて、ダイトーエムイー株式会社(JASDAQ・コード9923、以下、「DME社」という。)との間で資本提携契約に関する基本合意および業務提携契約を締結することを決議しましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.資本・業務提携の目的
当社は、あらゆる業界の製造工程の革新を果たしてゆくことを目指し、ものづくりの世界で独自技術開発に徹し、市場ニーズのある装置・設備を開発することに注力しています。一方、DME社は、商社部門として電子機器・電子部品の販売、また製造部門としてFA(ファクトリーオートメーション)ロボットエンジニアリング及び産業用組込みパソコンの開発・製造を行っておりますが、昨年11月に策定した中期経営計画「NEXT50プラン」では、モノつくり企業の開発・設計段階からサービスを提供することによる、モノつくり産業における川上から川下までのトータルソリューションサービスの提供を全社戦略として推進しており、FA業界での広範な経験とノウハウを有しております。
こうした中、両社は、今後益々高度化、多様化する技術開発ニーズにタイムリーに対応していくために、機電両面での更なる技術強化が急務であり、また共同技術開発においては、技術的、人的にも非常に深い交流・連携が必要との認識で一致し、資本・業務提携を行うことで合意いたしました。
今般、DME社と資本・業務提携することにより、今後ますます市場拡大が見込まれる自動車関連・工作機械関連などを始めとしたFA業界のお客様に対して、新たなソリューションを提供することが可能となり、当社の企業価値の一層の向上に資するものと期待しております。
2.資本・業務提携の内容
(1)主な業務提携の内容
1)FA関連市場向け設備・システムの共同開発
両社ともに共同開発のための技術スタッフを配置し、両社の技術を融合してFA関連市場向け設備・システムの共同開発を進めます。
2)生産拠点の相互活用
DME社の春日井工場及び当社の松本工場の相互利用を可能にし、顧客ニーズに対し柔軟に対応できる生産体制を確立します。
3)設計・生産委託/受託
設計・生産の相互委託を行うことで、顧客ニーズに確実に応えられる体制を構築します。
4)中部地区での共同営業活動
一方の既存顧客に対して、他方の製品の共同営業を行うとともに、新しいニーズを発掘し新製品開発につなげます。
5)顧客サポート体制の地域補完
中部地区における当社顧客へのアフター・セールス・サポートをDME社が支援致します。
(2)資本提携の内容
(※ 関連資料を参照してください。)
3.DME社の概要
(1)商 号:ダイトーエムイー株式会社
(2)主な事業内容:FA・ロボットエンジニアリング、カスタムPC製造販売、電子機器卸売
(3)設立年月日:昭和32年12月17日
(4)本店所在地:名古屋市千種区田代本通2丁目1番地
(5)代表者:窪内 泰之
(6)資本金:9億6,090万円
(7)従業員数:126名
(8)大株主構成および持株比率:インキュベート・パートナーズ1号
投資事業有限責任組合 1,125,000株 31.97%
株式会社三菱東京UFJ銀行 400,000株 4.54%
(9)当社との関係:資本関係および人的関係はございません。
4.日程
平成19年2月26日 取締役会
平成19年2月26日 資本提携・業務提携契約締結
平成19年3月14日 株式引受契約締結
平成19年3月22日 資本提携払込期日
事業の開始時期につきましては、決定次第開示いたします。
5.業績に与える影響
本件が平成19年6月期の業績に与える影響につきましては、現時点では軽微であります。
業務提携による業績へのインパクトが発生した場合には、適宜速やかに開示いたします。
以上