タリーズコーヒー、コーヒー豆「スマトラリントン」「ヴィンテージコロンビア」を発売
“フェアトレード”、“地球環境保全”や“オーガニック”の新コーヒー豆
『スマトラリントン』『ヴィンテージコロンビア』の発売を開始
3月1日(木)よりタリーズコーヒー全店にて展開
タリーズコーヒージャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:松田公太、以下:タリーズコーヒー)は、新コーヒー豆として、『スマトラリントン』『ヴィンテージコロンビア』の2品を、3月1日(木)よりタリーズコーヒー全店にて発売致します。
『スマトラリントン』は、コーヒー生産者とのパートナーシップを目指す「フェアトレード」(公平な貿易)コーヒー豆です。同日発売の『ヴィンテージコロンビア』は、既存品ヴィンテージコロンビアのリニューアル商品として、今まで以上の香り高い上質なコーヒー豆を厳選するとともに、環境や食の安全性を重視しました。これは「レインフォレストアライアンス」と「有機JAS」とのダブル認証のコーヒー豆で登場します。
コーヒー農園の中には、単純に解決することが難しい様々な問題を抱えている農園があります。これらの問題に対して、生産者の生活向上、学校の設立、新しい機械の購入、環境にやさしい農業などに少しでも繋がる対応をすることが、今後の発展を導く社会的処置であると認識されています。タリーズコーヒーではCSR(企業の社会的責任)の一環として、コーヒー豆の販売を通じ、この社会的処置に積極的な取り組みを行っています。「フェアトレード」、「レインフォレストアライアンス」、「有機JAS」、これらの認証ラベルをコーヒー豆に貼付することで、生産背景をお客様に伝えることが可能となり、お客様は信頼をもって商品を手にすることができます。お客様がコーヒー豆を購入することで、このような取り組みに参加できることを伝えていく役目を果たしていきます。
タリーズコーヒーでは、以前よりフェアトレードコーヒー豆「コンパドレブレンド」(準レギュラー商品)を展開してきました。以来、フェアトレードに基づく“長期的な取引”への第一歩として、生産者と協力し合い、着実に関係を強化しております。近年日本におけるフェアトレード運動が浸透し、お客様からも興味を持っていただき、フェアトレード商品のニーズは高まりつつあります。そしてこの度、2番目のフェアトレードコーヒー豆として発売するのが『スマトラリントン』です。小規模生産者団体“リントンオーガニックコーヒー生産者組合”(14の生産者グループ・358家族から構成)により、スマトラ島北部のリントン地区ニフタで栽培されています。標高1200m前後にあり、一日の寒暖差が非常に激しいこの高原地域は、豊富な降雨量と火山灰土壌に恵まれ、コーヒー栽培には理想的な土地です。
<「スマトラリントン」フェアトレードコーヒー>
価格 : 1,000円(税込)/200g
発売日 : 2007年3月1日(木)
●バライエタル(ストレート)コーヒー
味の特徴 : バターのような甘い風味と、濃厚なボディー感が特徴
原産国 : インドネシア
パッケージ : インドネシアスマトラ島の護り神である水牛がモチーフ
【フェアトレード】
「フェアトレード」とは生産者へ最低買入れ価格の保証をする等の公平な取引をおこない、生産者の経済的・社会的自立と環境保全を応援します。このコーヒーはFLO(Fairtrade Labelling Organizations International)「国際フェアトレードラベル機構」の認証を受けています。
フェアトレード認証ラベルは、「サポーター(応援者)」をかたどっており、“生産者”と“消費者”の両方を表しています。フレッシュで明るい色が、新しく前向きな世界をイメージしています。抽象的な人物が選ばれたのは「多文化」と「普遍性」のためです。
また、タリーズコーヒーでは将来的な地球環境保全に向けた取り組みの1つとして、『ヴィンテージコロンビア』に初の「レインフォレストアライアンス」認証のコーヒー豆を採用しました。「レインフォレストアライアンス」に認められたコーヒー農園は、さまざまな面から管理・改善が積極的に行われます。その結果、野生生物の保護、環境汚染の保全、労働条件の改善、安全で質の高いコーヒー豆の安定生産などに繋がるのです。また、有機栽培の豆を100%使用したオーガニックコーヒー豆であり、食の安全だけでなく、自然環境や生産者への配慮を意識しています。
<「ヴィンテージコロンビア」レインフォレストアライアンス認証コーヒー、有機JAS認証コーヒー>
価格 : 1,050円(税込)/200g
発売日 : 2007年3月1日(木)よりリニューアル
●バライエタル(ストレート)コーヒー
味の特徴 : 上品でシトラスのような酸味と甘いキャラメルを思わせる風味
原産国 : コロンビア
パッケージ : コロンビアの人々が日常の移動手段として使用する自家用バスがモチーフ
【レインフォレストアライアンスとは】
地球環境保全に向け、熱帯雨林の維持を目的に設立された非営利団体です。
コーヒー農園とその周辺の生態系保護、使用農薬の規制や廃棄物の管理など、定められた基準をクリアした農園に対して認定を行っています。
利益の一部は、熱帯雨林の鳥獣保護地域における野生動物の保護や森林保護、労働者の福利厚生などに活用されます。
【オーガニックコーヒー】
化学的に合成された農薬や肥料を原則使用せずに3年以上経過した農地で栽培・収穫し、有機JAS認定を受けたオーガニックコーヒー豆です。
有機栽培のコロンビア豆を100%使用しています。
「レインフォレストアライアンス」認証ラベルには“カエル”がデザインされています。カエルは環境の変化に非常に敏感であり、環境が悪化した際に最初に姿を消す動物だといわれています。カエルの変わらぬ生息は環境保護のバロメーターと考えられているためです。
「有機JASマーク」は左に太陽、右に雲を図案化したものが重なり合うことで葉の造形をつくりだしています。
これにより科学肥料や農薬などの化学物質に頼らずに自然界の力で育て、そして育った農作物であることを表現しています。正円の基本形からなる造形は全体的に丸味をもち、人や環境においてもやさしいものであることを表現しています。
※タリーズコーヒーオンラインショップ「Roast On Demand(ロースト・オン・デマンド)」で販売している「ヴィンテージコロンビア」は、3月5日(月)焙煎分よりリニューアルとなります。また、「Roast On Demand(ロースト・オン・デマンド)」で扱うコーヒー豆の販売価格は、タリーズコーヒー店頭販売価格とは異なります。
(「ヴィンテージコロンビア」価格:1,260 円(税込)/200g)
■この件に関する一般からのお問い合わせ先:
タリーズコーヒージャパン株式会社
TEL: 03-3568-8285
HP: www.tullys.co.jp