三菱地所、社内ベンチャー「四季リゾーツ」が11施設と新たに提携
企業保養所等有効活用事業会社「(株)四季リゾーツ」
11施設と新たに提携、34都道府県に供給地域を拡大
パートナー団体構成員は300万人に
三菱地所株式会社の社内ベンチャー制度により設立された「株式会社四季リゾーツ」は、2007年3月1日より、新たに11施設と提携を開始致します。
また同社では、一般旅行者に加え、提供する客室への安定した需要を獲得すべく、企業・団体にパートナー会員化を図ってまいりましたが、本年4月に、パートナー団体の構成員総数が300万人を超えることになりましたので、併せてご報告致します。
四季リゾーツは、2001年の創業以来、高品質の企業保養所を、経営受託あるいは賃借し、企業保養所兼一般利用者向けの泊食分離型ホテル「四季倶楽部」シリーズとして展開しています。「365日いつでも、1泊朝食付きで5,250円」のコンセプトが好評を得、直営する全15施設(169室)の客室稼働率は年平均約90%、リピート率も50%超、予約希望は毎日平均1,000件を超えています。
加えて2005年12月から、既存旅館等との提携を開始し、「四季倶楽部」シリーズの拡大を図っています。提携先は「四季倶楽部」の運営手法(※)を一部取り込むとともに、四季リゾーツを通じた予約件数も順調に伸びていることから、収益の向上を果たしています。
今回、東北・関東・東海・近畿・四国エリアにおいて、新たに計11施設と提携。直営・提携あわせた「四季倶楽部」シリーズは34都府県、67施設(直営15施設、提携52施設)となります。特に、これまで箱根・伊豆が中心であった施設供給を、千葉・埼玉・栃木の東関東・北関東にも広げることにより、首都圏においてさらに強固な基盤を整えます。
また本年、4月には直営施設「四季倶楽部 ベルフォーレ那須」(22室・栃木県)が開業する予定で、これらの提携施設との相乗効果を図ってまいります。
また、一般旅行者の需要を取り込む一方で、企業・健保組合・労働組合・公共団体職員会等が福利厚生の手段として「四季倶楽部」を活用したいというニーズに応え、無料でパートナー制度も設けています。(パートナー団体には一部、予約優先権等を提供)
現在では、パートナー団体構成員の利用が全体の35%強となっています。
四季リゾーツでは、今後も全国主要リゾート地において直営施設の受注拡大、並びに既存旅館、シティホテル等との提携拡大を図り、現在67の提供施設数を早期に全都道府県100施設体制とし、併せてパートナー団体の拡大を図ることで、バランスの良い成長を継続していきます。
※部屋出しではなくレストランでの朝食、夕食の提供、布団敷きのセルフ化など