TCB、リアルタイムコミュニケーションツール「Visual Nexus v3.2」を発売
リアルタイムコミュニケーションツール”Visual Nexus“の新バージョンを発表
~ビデオ会議のデータ共有とユーザ認証機能を強化~
TCBテクノロジーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:西村拓美)は、リアルタイムコミュニケーションツールVisual Nexus(ビジュアルネクサス)の新バージョンVisual Nexus v3.2を発表します。
記
1.製品概要
Visual Nexus v3.2は、ソニー製などの汎用ビデオ会議専用端末とのデータ共有機能(H.239(注1))を追加し、会議室に設置されているビデオ会議専用端末とオフィスのPCのデスクトップとの間で映像と音声だけでなく、データを画面に表示しながら効果的な遠隔会議を行うことが可能になります。また、多くの企業で採用されているLDAP(注2)及びActive Directory(注3)といった認証システムに対応し、ビデオ会議の利用に当たってのユーザ認証機能を強化しました。ユーザ認証機能の強化により、ビデオ会議利用にあたっての他人への成りすましの防止やユーザ管理の一元化に大きな効果を発揮します。
本バージョンのリリースにより、従来のWeb会議システムでは実現できなかったビデオ会議専用端末とのデータ共有に対応し、ユーザ認証機能を強化することで、企業が既に導入しているビデオ会議専用端末の有効活用にもつながり、企業内の遠隔地拠点間の連携強化と効率的なコミュニケーションを促進します。
2.製品の提供時期
TCBテクノロジーズ株式会社は2007年3月1日よりVisual Nexus v3.2の出荷を開始いたします。
3.今後の見通し
今回の発表における当期業績への影響は織り込み済みです。
□ Visual Nexus v3.2主な機能 □
※ 関連資料参照
≪TCB テクノロジーズ株式会社について( http://www.tcbtech.co.jp )≫
TCBテクノロジーズ株式会社(旧社名:トーメンサイバービジネス株式会社)は、テレビ会議を主要な事業の一つ(ビジュアルコミュニケーション部門)として位置付けております。TCB テクノロジーズはこの事業において、会議に掛かる移動費用・時間の軽減を世界最先端の通信技術で実現し、情報伝達の時間格差・地域格差を解消すること、更にビジネスプロセス改革の中核を世界最高レベルの顧客満足度で提供するというミッションステートメントのもと活動しています。
2003年3月東証マザーズ上場、従業員数56名(2006年3月末現在)。
≪用語解説≫
注1 : H.239(Session Initiation Protocol)
H.239とは、2003年にITU-T(国際電気通信連合電気通信標準化部門)で標準化された規格で、ビデオ会議製品の映像に加えてPCのデータ画面などを相手に表示するための手順を定めた規格です。
注2 : LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)
LDAP(エルダップ)は、ディレクトリ・サービスに接続するために使用される認証プロトコルの一つ。コンピュータ・ネットワーク上にあるユーザ情報、接続されているプリンターなどの資源を、検索しやすいようにまとめたデータベースなどへのアクセスに使用される。ネットワークを一元管理するための情報を保存し、利用するために、企業等の比較的規模の大きいコンピュータ・ネットワークで利用されることが多い。
注3 : Active Directory
Active Directory(アクティブディレクトリ)とはマイクロソフト社によって開発されたディレクトリ・サービス・システムであり、WindowsのGUIで操作できる利便性から多くの企業で利用されている。
以上
*Visual NexusはTCBテクノロジーズ株式会社の登録商標です。その他の企業名、製品名等はそれぞれの会社の商標もしくは登録商標です。