ナガセビューティケァ、働く女性の「ストレス」に関する意識調査結果を発表
働く女性の「ストレス」に関する意識調査
長瀬産業株式会社(本社:東京都中央区/代表取締役社長:長瀬 洋)の100%子会社である、株式会社ナガセビューティケァ(東京都中央区日本橋小舟町5-1/代表取締役社長 三浦 誠一)では、このたび、全国の20歳代~50歳代の働く女性500名を対象とした‘働く女性の「ストレス」に関する意識調査’と題したアンケート調査を実施いたしました。(調査期間:2007年1月16日~17日、有効回答数500人)。ここに調査結果がまとまりましたのでご報告いたします。
誰も気づいてくれない!私のストレス
だからつい、食べ過ぎてしまう・・・。
働く女性の約8割が「ストレスがたまっている」。
仕事でもプライベートでもストレスにさらされ、美容も健康もボロボロに。
★トピックス
■働く女性の約8割がストレスを実感!
■「自分にストレスがたまっているときに気づいてくれる人」は、「誰も気がつかない」が第1位!(約2割)
■ストレスがたまって、ついやってしまったことは「カロリーを気にせず好きなだけ食べる」が第1位。(約4割)
■働く女性の約8割以上が、ストレスによる美容・健康トラブルを経験。
■ストレスを「寝て」解消できるのは20代まで。30代以上は病院へ駆け込み、薬が必要?
■ストレスがたまっていそうな人は「上司」。一方、ストレスがなさそうな人も「上司」。
■これまでストレス解消にかけた最高金額は「500万円」!
このアンケート調査結果から、20歳代~50歳代の働く女性の8割以上が「ストレスを実感」しており、「仕事」と「プライベート」の両方での「人間関係」がストレスの原因だと感じていることがわかりました。また、ストレスによって、なんらかの美容・健康上のトラブルも約8割が経験しているという結果になり、働く女性が抱えるストレスの深刻さも明らかになりました。
働く女性の約8割が「自分にストレスがある」と実感!「仕事上とプライベートの両方」でストレスを感じている人が半数近く。(Q1、2、3)
働く女性の約8割が「自分にストレスがたまっている」と実感しています。そのストレスは、「仕事上とプライベートの両方」(48.2%)で感じている人が半数近くに上り、職場でも家庭でも辛い状況のようです。年代別では、「仕事上」と回答する女性は年代が低くなるにつれて増加傾向にあり、とくに、20代(41.3%)と50代(29.7%)では差が大きくなりました。またストレスの原因を尋ねたQ3でも、待遇や仕事内容などの「仕事に関すること」を挙げたのは20代が最も多い結果がでました。(20代37.5%、30代 27.7%、40代 21.6%、50代 26.7%)20代は仕事上の経験が他の年代に比べて少なく、仕事上でストレスを感じやすいのかもしれません。
働く女性のストレスの原因は「人間関係」が5割近く。(Q3)
働く女性のストレスの原因は、職場や家族、友人、恋人などとの「人間関係」(47.3%)が5割近くで第1位でした。次いで、仕事内容や待遇などの「仕事に関すること」(28.4%)、自分の時間が持てないなど「忙しさに関すること」(11.2%)が挙げられました。また、年代が高くなるにつれて、「家庭のこと」をストレスの原因に挙げる割合が増加傾向でした。(20代 5.8%、30代 7.1%、40代 8.8%、50代 14.9%)
さらにQ8・Q9で、「周囲でストレスがたまっていそうな人」を尋ねたところ、「自分の母親」(10.2%)が5位にあがり、その理由として「家族関係や家庭の問題があるから」(35.3%)が最も多く挙げられました。これらのことから、「母親」の立場にある働く女性は、仕事や人間関係のストレスに加えて、家庭の問題が集中しがちで、ストレスを抱えやすい状況にあるのではないでしょうか。
働く女性の約8割が、ストレスによる美容・健康上のトラブルを経験。(Q4、5、6)
働く女性の約8割が、「ストレスによる美容・健康上のトラブルを経験したことがある」と回答しました。ストレスによる影響には「疲れがなかなか抜けない」(44.4%)をはじめ、「胃痛がよくある」(43.3%)、「肩こりがある」(40.9%)、など健康に関することが上位を占めました。なお、「その他」(11.6%)の回答には、「不正出血」や「うつ」「じんましん」「帯状疱疹」「突発性難聴」など、深刻な症状も挙げられました。
年代別で見ると、20代では、約6割が「吹き出物」を挙げ(61.6%)、20代女性のストレスのシンボルは「吹き出物」といえそうです。30代・40代では「胃痛」(30代 48.6%、40代 47.6%)、50代では「肩こり」(44.1%)など健康上のトラブルが最多でした。
このようなストレスによる影響が美容・健康上にでたときにとった対策(Q6)は、20代では「睡眠・休息をたっぷりとった」(22.3%)が最多で、30代以上は「病院など医療機関に行った・薬を服用した」(30代 21.6%、40代 23.8%、50代19.6%)が上位にあがりました。働く女性は、ストレスによる美容・健康トラブルに悩みながらも、病院に行ったり薬で対処したり、睡眠をたっぷりとったり、ほとんど一人でストレス症状と闘っているようです。「友達とおしゃべりした・人に相談した」(4.7%)が意外と低かったことからも、働く女性は割と孤独なのかもしれません。
自分にストレスがたまっている状態のとき、「誰も気づいてくれない」が約2割。(Q11)
自分にストレスがたまっているとき、なかなか気づいてもらえず、一人でストレスを抱え込んでいる女性が全体の約2割(19.2%)で第1位でした。「誰も気づいてくれない」から、Q6のようにストレスが美容・健康上に表れたときに「友達とおしゃべりした・人に相談」(4.7%)したりすることが意外と少なく、一人でストレスに対処することが多くなってしまうのでしょうか。年代別でみると、20代では「自分の母親」(22.4%)が最多、その他の年代では「夫」(30代 20.8%、40代 24.0%、50代 20.0%)が上位に挙げられています。近年、家族関係が希薄だと言われていますが、やはり最も身近な家族が救いになっているようです。
「ストレスが原因で失敗してしまったこと、ついやってしまったこと」は「好きなものを好きなだけ食べる」が約4割。(Q7)
ストレスが原因で失敗してしまったことは、「カロリーを気にせず好きなものを好きなだけ食べる」(43.0%)が最も多く、女性は食べることでストレス発散をしている場合が多いようです。ただ、これが行き過ぎてしまうと、Q5のように「過食ぎみ」になり、「美容や健康上のトラブル」となって表れてしまうのかもしれません。
周囲でストレスがたまっていそうな人は「上司」。一方ストレスがなさそうでうらやましい人も「上司」(Q8、9、10)
周囲でストレスがたまっていそうな人を尋ねたところ、「とくにいない」(18.4%)に次いで、「上司」(15.4%)が多く挙げられ、その理由には「イライラしているから」「会社の立場上」「職場の人間関係に問題があるから」「態度や言葉遣いから」ということが挙げられました。
働く女性は、上司の立場をよく理解し、様子を観察しているようです。反対に、ストレスがなさそうで羨ましいと思う人を尋ねたところ、最も多いのは「とくにいない」(49.6%)でしたが、強いていえば「上司」(8.0%)という結果になり、働く女性の上司に対する印象は分かれているようです。
これまでストレス解消のためにかけた最高金額は「500万円」!(Q12)
ストレス解消のためにかけた最高金額の第1位は、「為替の投資に500万円」でした。おおまかな内容では、旅行・買い物・エステが多く挙げられ、年代が上がるにつれて経済的にゆとりがでるのか、費やせる金額も多くなるという結果がでました。