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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'02.05.Wed
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2007'08.11.Sat

日立、消費電力の抑制と性能・信頼性を強化したアドバンストサーバーを販売開始

日立アドバンストサーバ エントリーモデル「HA8500/310」の新製品を販売開始
消費電力の抑制と性能・信頼性を強化し大幅なコストパフォーマンス向上を実現


 日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:篠本 学)は、日立アドバンストサーバ「HA8500/310」において、シングルコア/デュアルコアに対応したインテル(R) Itanium(R) 2プロセッサー9000番台(開発コード:Montecito)、およびエントリーモデル用高性能チップセットzx2(*1)を搭載し、消費電力の抑制を可能にするとともに高性能かつ高信頼化機能を備え、大幅なコストパフォーマンスの向上を実現しました。また、8個のディスクベイを備えており、小規模であれば装置内でDBシステム構築が可能です。これらにより、UNIXベースのエントリーサーバとしての利用や、データセンターでの利用ニーズに応えられます。新製品は、3月5日から販売を開始します。

(*1) zx2:Hewlett-Packard社製チップセット。

■ 新モデルの特徴

(1) 高性能インテル(R) Itanium(R) 2プロセッサー9000番台の採用
 新モデルではシングルコア(1.60GHz/6MB)およびデュアルコア(1.40GHz/12MB,1.60GHz/18MB)のインテル(R) Itanium(R) 2プロセッサーを採用しました。シングルコアモデルは高性能化を実現するとともに、現行モデル「HA8500/210」と同等の低価格を実現しました。デュアルコアモデルでは、最大2CPU、4コアを持ち、スレッドの同時処理を実行するハイパースレッディング・テクノロジー(*2)に対応するなど高性能を実現しています。
 また、エントリーモデル用に開発された高性能チップセットzx2を搭載しているため、Double chip-sparingテクノロジー(*3)をはじめ各種信頼性向上機能や、高速なデータアクセスを実現するDDR-IIメモリ(*4)およびPCI-X2.0(*5)などの最新テクノロジーを活用することができます。

(*2) ハイパースレッディング・テクノロジー:
 プロセッサー内のレジスタや各種回路の空き時間を有効利用して、1つのプロセッサーを論理的に2つのプロセッサーとして動作させる技術。(2001年8月にIntel社が発表)

(*3) Double chip-sparingテクノロジー:
 メモリモジュール上のメモリチップ2個に障害が発生した時にも、これを切り離しシステムの継続稼働を実現できる機能。

(*4) DDR-IIメモリ:外部クロックの2倍の周期でデータの読み出し/書き込みをできるようにしたメモリ(SDRAM)。

(*5) PCI-X2.0:入出力バス規格。リビジョン2.0では最大転送速度が従来の約1GB/sに対して約2GB/sと高速である。

(2) ディスク搭載ベイを倍増し、省スペース化を実現
 従来モデルではホットプラグ(*6)対応のディスクベイを3個備えていましたが、新モデルでは8個に拡張し、小規模データベースであれば増設ディスク筐体を使用せずに構築できます。

(*6) ホットプラグ:電源を投入したまま抜き差しし利用できる機能。

(3) 信頼性、可用性を向上
 インテル(R) Itanium(R) 2プロセッサー9000番台では、大容量化した3次キャッシュの信頼性を高める技術として「Pellston」技術を採用しています。この技術はキャッシュ上のECC(*7)でリカバリーできないエラーが発生した場合、そのエラーが発生したキャッシュ領域のみを無効にします。これにより、OSに影響を与えることなくシステム運用が継続できます。
 また、冗長化された電源、ファンの採用により可用性の向上を図りました。さらに、システム装置前面にサーバに内蔵されたプロセッサー、メモリ、電源、ファンなどの稼働状態をひと目で確認できる「System Insight Display」を備えました。これらにより、システムの信頼性・可用性ならびに、運用性がさらに高まります。

(*7) ECC(Error Check and Correction Code):
 メモリに誤り訂正用の冗長ビットを付加することで、2ビットのエラー検出と1ビットの自動訂正を行う。

(4) 低消費電力を実現
 新プロセッサーは同等クロック数(*8)の従来製品に比べ、消費電力を約23%削減しており、データセンター等での電力コストの抑制に効果をもたらします。

(*8) クロック数:プロセッサーなどのデジタル回路を同期して動作させるために、周期的に発生されるタイミング信号。

■ 新モデルの価格・出荷開始時期
 モデル名  HA8500/310
 価格(*)  1,211,700円~ (税抜 1,154,000円~)
 出荷開始  2007年4月2日

(*) メモリ1GB、DVD-ROM、内蔵HDD 36GB,HP-UX使用権を含む最小構成価格。

■ 新製品の仕様
 * 関連資料 参照


■ 商標表記
 Intel、インテル、Itaniumは、アメリカ合衆国およびその他の国におけるIntel Corporationまたはその子会社の商標または登録商標です。
 HP-UXは、米国Hewlett-Packard Companyのオペレーティングシステムの名称です。
 Red Hatは、米国およびその他の国におけるRed Hat Inc.の登録商標または商標です。
 その他、記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

■ 関連情報
 「日立アドバンストサーバ」ホームページ 
 http://www.hitachi.co.jp/ha8500/

■ お問い合わせ先
株式会社日立製作所 情報・通信グループ
エンタープライズサーバ事業部 事業企画本部 企画部
〒140-0013 東京都品川区南大井六丁目26番3号 大森ベルポートD館
TEL : 03-5471-2919(ダイヤルイン)

以上

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